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「レンちゃんって、お父さんとお母さんおるやろ？」
『死んだ』
「「え」」
死ん、だ？
『私が小さい頃にね…目の前で殺されたの』
「ご、ごめんね…」
『別にいいよ。今となれば、昔の話だから』
「今までどうやって……」
『……まァ、出久くんと勝己くんに出会って、勝己くんの家に居候させてもらってるからねェ』
「他に親族はいないのかい？」
『いないこともないけど…この近くにはいないの。
とっても遠くて車とかじゃいけないの』
「つまり、世界の裏側ということだな!?」
『………………。そう、いうこと、かなァ』
あれ？
「ってことは、強くなるためにヒーローになりたいん？」
『極端に言えばね…』
「レンちゃん」
『？』
「頑張ろうね、体育祭」
『………………。そうだね』
レンちゃんは全然笑ってなかった
今のレンちゃんは、僕の知っているカッコいいレンちゃんじゃなかった
「レンちゃん!!!」
『え…………？』
「あ、えと」
『い、出久くん？』
ガシッとレンちゃんの肩を掴んだ
「だ、大丈夫？」
『？』
「レンちゃん、朝のホームルームの時すっごい思いつめたような…なんていうか、考え事してたよね？」
「そうなのかい!?」
「疲れてるん!?」
『…そんなことはないけど……。
昔のことを思い出してただけだって』
その時のキミの顔が、僕の頭の中に焼き付いて離れなかった
「その思い出って、楽しいの？」
『うん』
ならどうして、キミの顔が
辛そうなの？
レンside
午後の授業も受けて、帰り支度をしているとお茶子ちゃんの声が聞こえた
「何事だあ!!!?」
「出れねーじゃん！何しに来たんだよ」
「敵情視察だろ、ザコ。
敵の襲撃を耐え抜いた連中だもんな、
意味ねェから、どけモブ共」
「知らない人のこと、とりあえずモブって言うのやめなよ!!」
面倒なことになりそうなので、一旦静まるまで静かに待つことに
言いたいことだけ言い終わった外の生徒の話が終わる頃に、勝己くんは私を見た
ハイハイ、帰りますよ
「待てコラ、どうしてくれんだ。おめーのせいで、ヘイト集まりまくっちまってんじゃねえか!!」
「関係ねえよ……」
「はあーーー!?」
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サッカーバカ(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！私もサボ推しです！厳密に言えば三兄弟更新頑張ります！！ (2019年8月20日 19時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - サボに会えずに異世界…(泣)…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！←サボ推し (2019年8月19日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 悠羽さん» ありがとうございます！！！！これからも、作品をよろしくお願いします！！！！ヒロインちゃんは、これくらいでなびきません！強くたくましく生きてます！！！！ (2019年8月17日 22時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
悠羽(プロフ) - とても面白いです！！最初から一気に読んじゃいました！！夢主ちゃんも最高です！！だからっ水かけたやつ出てこいやぁぁ！！更新頑張ってください！ (2019年8月17日 9時) (レス) id: dc20c95a90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年8月11日 9時
