7話 広場の敵 ページ2
「けど、海波」
『？』
「お前、なんでそんなに冷静に状況がわかるんだ？」
『え？』
倒壊ゾーンで怪我をしないように注意をしながら走っていると、切島くんがそう聞いてきた
なんでと言われると…
『ちょっとね。過酷な環境で育ったから、状況の整理と考えて動くようにしてるだけ
まァたまに、頭に血が上って後先考えずに動くときはあるんだけどね』
目の前の瓦礫を蹴り飛ばしながら答えると、「意外にも熱いんだな」と力強く言われた
『熱くなんかないよ…。むしろ』
冷たくて最低なくらいだ
「レン」
『どうした？』
「お前、ローブ邪魔くせぇぞ。脱げ」
『いいでしょ、別に』
「ガキの頃から暑いやつ着やがって」
燃やすぞ、と脅してきた勝己くんに『ぶっ飛ばすよ？』と脅す
「爆豪、海波」
「あ？」
『なに？』
「目の前…」
『ん？』
切島くんが指差した方向には、大量の敵
『ヘェ……』
鉄パイプを構え、強く掴む
『いいねェ』
今度は骨のある敵だといいなァ
ーーーーー
ーーー
ー
「……」
「レン、てめぇ」
『…………やりすぎたのは謝る』
単に鉄パイプで殴っただけなのに、ボロボロの敵にちょっと申し訳なかった
『とにかく、広場へ向かうよ』
「ああ」
「海波…意外に乱暴者なんだな」
ロビンのハナハナの能力で、広場に目を咲かせた
『相澤先生と敵……それから、それ、から……、え』
「レン、どうした」
『…………悪いけど、先に行くね』
「あ、おい!!!」
2人を放って走り出す
相澤先生をねじ伏せた敵は、本当にやばい
相澤先生の腕を小枝のように折り、何度も相澤先生の顔を地面に押さえつける敵
今まで見てきた海賊や海軍よりも、卑劣で最低なやり方
『人間味のカケラもない…………!!!』
広場へと無我夢中で走った
これ以上、誰も失いたくない…………!!!
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サッカーバカ(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！私もサボ推しです！厳密に言えば三兄弟更新頑張ります！！ (2019年8月20日 19時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - サボに会えずに異世界…(泣)…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！←サボ推し (2019年8月19日 23時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 悠羽さん» ありがとうございます！！！！これからも、作品をよろしくお願いします！！！！ヒロインちゃんは、これくらいでなびきません！強くたくましく生きてます！！！！ (2019年8月17日 22時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
悠羽(プロフ) - とても面白いです！！最初から一気に読んじゃいました！！夢主ちゃんも最高です！！だからっ水かけたやつ出てこいやぁぁ！！更新頑張ってください！ (2019年8月17日 9時) (レス) id: dc20c95a90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年8月11日 9時
