現海賊は現在ヒーロー科 (ページ35)

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「うまくねぇのか？」

『いや…美味しいけど…。物足りない』

サンジのご飯はすっごく全部キラキラしてて、美味しくって…

(何が違うんだろう…)

ご飯も食べ終え、午後の授業が始まる

『ヒーロー基礎額？ヒーローの基礎ってお金かかるの？』

「学！学ってこっちの学!!!」

『あ、ヒーロー基礎学ね』

学ぶのね

「わーたーしーがー!!」

「来っ」

「普通にドアから来た!!!」

スパーンとドアを開けたオールマイト

「オールマイトだ…!! すげぇや、本当に先生やってるんだな…!!」

『えぇっ!!? 先生!!!?』

相澤先生、そんなこと言ったことないよね

「ヒーロー基礎学！ヒーローの素地をつくるため、様々な訓練を行う課目だ!!」

うん、それはいいよ

「早速だが、今日はコレ!! 戦闘訓練!!!

そしてそいつに伴って…こちら!!!

入学前に送ってもらった「個性届」と「要望」に沿ってあつらえた…

戦闘服(コスチューム)!!!」

「「おおお!!!!」」

着替えたら順次、グラウンド・βに集まれとのこと

自分の番号が書かれたカバンを手に取り、自分のコスチュームを思い出す

あんまり向こうの時とは変わってないけど…

背中を見られないように髪を下ろし、外して支えれる服を着た

包帯は取らずに巻いたまま……

一応、羽織れるものも持ってきておいた

裾が短めのティーシャツは包帯が見えるか見えないかぐらいの長さ

ティーシャツの色は赤

短めの短パンに黒のタイツを合わせて動きやすい靴を履く

向こうで同じみ露出度低めの服

こんな服装だと、ナミが「こんなのだめ！」って口うるさく言ってくるけど、今はいないから好きな服が着れますね、ハイ

「ねぇ」

『？』

鉄パイプを背負い、ローブを羽織っていると、出久くんと一緒にいた女の子

「私、麗日お茶子。よろしくね」

『私は海波レン、よろしくねお茶子ちゃん』

「うん」

うん、可愛い

「レンちゃんって、デクくんと仲いいん？」

『デク？ああ、出久くんのこと？

家が近いのもあるし、小学校まで同じだったから』

「そうやったんや…」