現海賊は現在ヒーロー科 (ページ33)

今日:6 hit、昨日:43 hit、合計:466,776 hit

4-6 ページ33

「先生……！まだ……動けます」

「こいつ……！」

「やっとヒーローらしい記録出したよーーー」

「指が腫れ上がっているぞ。入試の件といい…おかしな“個性”だ……」

「スマートじゃないよね」

え、本気で悪魔の実なんかないかな

『えっ、マジで!!!』

「うるっせぇ!!!」

本気で悪魔の実なんかないの!!?

『あっ!!! チョッパーの応急処置がある!!!』

思い立ったら吉日、ポケットから包帯やらなんやらを取り出す

「どーいうことだ、こら。ワケを言えデクてめぇ!!」

「うわああ!!!」

「んぐぇ!!」

勝己くんが何かに捕らわれた

「ぐっ…んだ、この布、固っ…!!」

「炭素繊維に特殊合金に鋼線を編み込んだ「捕縛武器」だ
ったく、何度も“個性”使わすなよ…

俺は、ドライアイなんだ」

『“個性”すごいのに、もったいない!!』

時間がないと言い、次に取り掛かる相澤先生

「指、大丈夫？」

「あ…うん…」

『出久くん、指出して』

「え、うん」

紫色に変色した指を見て、どう手当てしようかと思ったけど、添え木を当て包帯をぐるぐると巻き痛みがないようにする

『添え木を添えて包帯巻いただけだから、後で保健室に』

「…………」

『どうかした？』

「レンちゃん…手慣れてるね」

『え？ああ…手当てぐらいならやり慣れてるよ
小さい頃からね』

ルフィやサボにエース、みんな生傷絶えない怪我を毎日してきたから

『ハイ、できた』

「わっ、綺麗！」

「あ、ありがとう」

『気にしなくていいよ』

そこからもまた驚くべき記録を出していった

「んじゃ、パパっと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。
口頭で説明すんのは、時間の無駄なので一括開示する」

『あ、1位だ』

「ちなみに除籍はウソな」

…………え？

「キミらの最大限を引き出す、合理的虚偽」

「はーーーーーーーーー!!!!??」

教室にカリキュラムなど置いてあるらしい

出久くんは保健室へ

私はとにかく早めに着替える

まだ背中の包帯は取れていない

ローからはしばらく包帯を取るなと言われていた

それに、まだ背中の怪我は治っていないから