現海賊は現在ヒーロー科 (ページ47)

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「先生は!? 1人で戦うんですか!?

あの数じゃいくら“個性”を消すっていっても!!

イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の“個性”を消してからの捕縛だ。正面戦闘は……」

「一芸だけじゃヒーローは務まらん。海波、お前もだ!!」

『なっ……！何言ってるんですか!? 私の“個性”なら、あの数ぐらい』

「お前は生徒だ。“個性”ありき以前に、教師は生徒を守るんだ。13号！任せたぞ」

『先生!!!』

立場では彼らが上だ

『くそッ!!!』

なんとか手助けできれば……！

「おい、レン!!! 行くぞ!!!」

『放して、勝己くん!!!』

あれだけの数、いくら先生でも視続ければ……！

「いいから行くぞ!!!」

勝己くんに手を引かれ、入口の方へ

「させませんよ」

!!!?

「初めまして、我々は敵連合

せんえつながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは、平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」

な、に言ってんのこの人

「本来ならば、ここにオールマイトがいらっしゃるはず…ですが、何か変更あったのでしょうか？

まぁ、それとは関係なく…私の役目はこれ」

私の手を引いていた勝己くんがいなくなり、前に出ていた

「“ROOM”!!」

ブゥンと青いサークルを出す

「“シャンブルズ”！」

前に出た勝己くんと私の立ち位置を変える

『“三日月形砂丘(バルハン)”！』

技が通り抜けた

『な……っ!!?』

「レン!!?」

「レンちゃん!!!」

『“ROOM”！』

シャンブルズで13号先生の後ろに立つ

「危ない危ない……。そう……生徒といえど優秀な金の卵」

目の前の敵は、私たちを取り囲む

出来るだけ、何人かの生徒を敵から外へ吐き出させる

肝心の私は

ﾄﾞｻｯ!!!

『いたァ…』

瓦礫のある……どうやら、倒壊ゾーンというところにいるらしい

ここから広場まで走ってすぐだけど、ここに飛ばされた人間もいるはず

「クソが!!!」

「いってて……」

『…………』

なんか嫌な声が聞こえた気がした