現海賊は現在ヒーロー科 (ページ45)

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「「すっげーーーーーーーー!! USJかよ!!?」」

「水難事故、土砂災害、火事…etc.…。
あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です。

その名も…ウソの(U)災害や(S)事故ルーム(J)!!」

((USJだった!!))

ゆーえすじぇー？

『USJって何？』

「テーマパークだ」

『そんな……ハッ！』

テーマパークといえば……

『シャボンディパークみたいなのか!!!』

「んだその、いかにも遊びにあふれた名前は」

うんうん、シャボンディパークは楽しかったなァ

そこでケイミーが人身売買にさらわれたし……

今となっては懐かしい思い出のようだ

出久くんやお茶子ちゃんたみがなんか騒いでいるのだが、なんで？

「えー、始まる前にお小言を１つ２つ、３つ…４つ」

『増えてない？』

「皆さん、ご存知だとは思いますが僕の“個性”は、“ブラックホール”。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」

「この“個性”で、どんな災害からも人を救いあげれるんですよね」

お茶子ちゃん、首とれるんじゃないかってぐらい首振ってるんですけど、めちゃくちゃ可愛い

「えぇ…。しかし、簡単に人を殺せる力です。
みんなの中にもそういう“個性”がいるでしょう」

『…………(ｸﾞｯ…』

「…………？」

唇を噛み締める

「超人社会は“個性”の使用を資格制にし、厳しく規制することで、一見成り立っているようには見えます。

しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せる“行き過ぎた個性”を個々が持っていることを忘れないでください

相澤さんの体力テストで、自身の力が秘めている可能性を知り

オールマイトの対人戦闘で、それを人に向ける危うさを体験したかと思います

この授業では心機一転！

人命のために“個性”をどう活用するかを学んでいきましょう

キミたちの力は、人を傷つけるためにあるのではない

救けるためにあるのだと、心得て帰ってくださいな」

拍手をしている出久くんやお茶子ちゃんたちだけど、私は自分の拳を見つめた

確かにそう

私の今の力は、みんなの悪魔の実の結集

ルフィのゴムゴムの実、エースのメラメラの実、クロコダイルのスナスナの実…多分、他のみんなの悪魔の実の能力も使えるはず