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お昼時になれば、ザワザワとしている団員たち
「ほら行くぞ、スマイル!! エンジェル!!」
「行くって…」
『ちょッ…』
「早くしねーと、肉食い損ねんぞ!!」
と、あのそばかすに手を引かれながら、お昼ご飯争奪戦へと駆り出された
まぁ、こんなことに慣れていない私とシエルは当然
「なんだ、お前ら結局パンしか取れてねーじゃんかよ」
2人「ハァ…」
2人でパン２つをとった私とシエル
「しゃーねーなー。おれのおかず分けてやっから！お前ら、細せーしチビなんだからたくさん食って育て！」
目の前に山盛りのおかずを持つそばかすに、「ありがとうございます…」と言う
「それにしても、ブラックのまかないはマジうめー!!」
「そうですね」
「元執事って話だけど、執事って料理までできんだな。
スマイルが失敗した芋の皮もこんなにうまく料理しちゃうし」
『そうですね』
分けてもらったベーコンをガジガジと食べる
「うっし。ごちそーさん！練習の時間だ、行くぞーーーー」
「えっ、もうですか？」
『しかももう食べてる…』
あんだけ山盛りにあったおかずが、空っぽになっていた…
ーテント内ー
『うわッ』
「エンジェル!!」
『痛…』
玉乗りから落ちて、頭を思い切り打つとシエルが駆け寄ってきた
『大丈夫』
「おいおい〜。お前、入団テストん時のバランス感覚はどーしたよ。こんなん初歩だぜ、初歩!!」
そんなこと言われても、あれはセバスチャンのおかげであって私のバランス感覚ではない
言葉を噛みしめ、シエルの手を借りて立ち上がる
その時、団員たちの感激する声が聞こえた
「ブラックスゲエーーー!!」
「いや、スーツも負けてないッ」
あいつら…
死神と悪魔だからと言って、浮かれてやしないか…？
「あいつらスゲーな!! お前も早く調子戻せよ」
『…ハイ』
「人間業じゃねえ」
「スゲエ」
(悪魔と死神だからな…)
そうして、2、3時間は練習をしていてすでに体力のないシエルと私はボロボロだった
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サッカーバカ(プロフ) - ベルモットさん» 私もサーカス編書くのが楽しみです！特にヒロインと葬儀屋に関してはシエルと同じようにしていきます。最新刊のお話にたどり着けるよう頑張ります（このシリーズ、長くなりそうな気もしてきました） (2019年8月21日 6時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。次は箱船サーカス編ですよね。楽しみにしています。夢主と葬儀屋に特別な関係性とかってありますか？ (2019年8月20日 10時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月26日 10時
