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「そういえば子どもの気配がないかわりに」
「オラーーーー!! お前らチンタラストレッチしてんじゃねーぞ！」
『…………』
こいつは、ナイフ投げの…
「お前らはまず演目決めねーとな。希望は？」
『私は綱渡りのように体を使う演目以外がいいんですが…切実に』
「お前、ひ弱そうだもんねーー」
セバスチャンがいる限り、あの痛い小石にやられそうだからな…
「んじゃ、スマイルとエンジェルにはオレがみっちりナイフ投げを教えてやるとして、ブラックは？」
「特に希望はありませんが」
「お前、運動神経いいもんなー？見ててやるから出来そーなもんやってみろよ」
と、セバスチャンは調子に乗っていろんなものをこなして行った
「次は」
「もういいもういい!!」
さりげなくセバスチャンの後ろに寄る
「おい！」
『調子に乗りすぎだ！もう少し新人らしくし』
「まいったねコリャ。またもや大型新人の登場かよ。負けてらんねーな」
「ほらもう目をつけられ…ん？…
「入って来たばっかですげー奴が1人いんだよ。ほらあそこ
なんか元公務員だかで妙に真面目な奴でさぁ、おーーーいちょっと降りて来いよ！スーツ！」
綱渡りをしているのは、マダムの時の…
「あ、あいつは…」
「嫌な気配がすると思えば、やはり貴方ですか。まったく」
シャキーンと、あのハサミのようなものが飛んできた
「もう二度と会うことはないと思っていましたが…まったく、今度は一体何を買い漁りに来たんです？悪魔風情が！」
「悪…魔？」
まずい！
セバスチャンの正体が!!
「ただでさえ死神不足のこの御時世に、悪魔にこうも現れては今日も定時に上がらないじゃないですか」
「死…神…お前…っ」
「い、いやこれはっ」
「いー加減にしろこのデコ助!! お前真顔で言うからギャグってわっかんねーよ!!」
と、場が笑いになるので一安心だ
「こいつ来た初日からジョークがハジケててさぁ。魂がどーのとか言ってて、筋金入りのオカルトオタクなんだよ」
「冗談では無いんですがね」
「紹介すんよ。今日入った新人でこっちのちっこいのがスマイルとエンジェル
でかいのがブラック。まあホープ同士仲良くやれよ！」
死神が潜入するということは、やはりここには何かあるな
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サッカーバカ(プロフ) - ベルモットさん» 私もサーカス編書くのが楽しみです！特にヒロインと葬儀屋に関してはシエルと同じようにしていきます。最新刊のお話にたどり着けるよう頑張ります（このシリーズ、長くなりそうな気もしてきました） (2019年8月21日 6時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。次は箱船サーカス編ですよね。楽しみにしています。夢主と葬儀屋に特別な関係性とかってありますか？ (2019年8月20日 10時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月26日 10時
