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皮肉っぽい言い方をしたマーナは、すぐに背を向けた
『……マーナの気持ち、すごくわかるよ』
「わかるわけないでしょ……!!」
『私も、そうだったもん』
「…………は？」
マーナは振り返り、キョトンとした
『サボとマーナが付き合うって知って、とっても辛かった
毎日泣いたもん
思い出してくれないことと、私じゃなくてマーナを選んだこと、そりゃあ一緒にいた年数が違うって言うのもあって、敵わないとわかることもあった
それでも、ずっと待てたのは…………“待っててくれ”って言ってたから
いつか強くなって、必ず会いに来る……それまで待っててほしいって……
その言葉があったから、今までどんなに辛くても頑張ってこれた……
だから、サボがマーナといてもなんとか耐えることができた
それでも、泣いちゃう時はあったけど……サボの言葉があったから私はここまでサボを信じて待てたと思う』
どんな困難でも、立ち向かう……そう、決めたばかりだもん
『強くなって必ず会いに来るって言ってくれたけど、逆に私が会いに来ちゃったわけだし……それに、あんなにかっこよくなってるなんて思わなかったし……』
あんなに高身長で優しくてカッコよくなってるなんて、思わなかったし……
「…………本当にサボが好きなのね」
『好き、大好き……』
「………………想ってきた気持ちが違うわけね(ﾎﾞｿｯ」
『マーナ？』
マーナはこちらに歩いてくると、私を抱きしめた
『えっ、えぇっ!!?』
「セレナ」
『は、はいっ!!』
「サボに泣かされたらいつでもおいで…。いい人紹介してあげる。あのバカ、ちょっとした言葉とか、心無い言葉で人を簡単に傷つけるんだもの
あなたにそんな辛い思い、して欲しくない」
『…………マーナ…ありがとう』
マーナは静かに泣いていた
私の肩が濡れているのは、気づかないふりをしていた
「あれ、2人ともどうしたの？」
2人「え？」
「さっきまで喧嘩してたのに、ころっと仲直りか？」
「サボに泣かされたら、いつでもおいでって言ったの」
「お、おい……」
『フフフ…』
「まァ、サボよりいい奴がいたらそっちに行くようにさせるか」
「おい、エース!!!」
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サッカーバカ(プロフ) - ティアさん» 辛いこと乗り越えた先に幸せが待ってます！！！文才が素晴らしいと言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです！！！励みになります！！！ありがとうございます！！！ (2019年9月1日 9時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ティア - やっともう少しで追いつきます…うう、白ひげパパー、ジュアー、フィニー（泣）三人が安らかにありますように…。ヒロインちゃんには今まで泣いた分幸せになってほしいです…。(主様の文才が素晴らしすぎて涙が止まらない私氏) (2019年8月31日 20時) (レス) id: 38d8112070 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - うさぎくろさん» ありがとうございます！！！！ヒロインのこれからを、どうぞよろしくお願いします！！！！！！！！ (2019年8月18日 12時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» 尊敬なんて……！嬉しいです！！文才能力がないので、読みにくいと思いますがよろしくお願いします (2019年8月18日 12時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ぷぅさん» ゆっくりとですが、更新していきます！ (2019年8月18日 12時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年8月9日 21時
