97話 立ち上がる一等星と提案 ページ16
「お前のこと、死んでるって思ってて……エースもセレナちゃんも亡くしたあの子に……これからどう生きろって言うんだよ……」
小さい頃、シエルはセレナとルフィを可愛がってた
年上という理由もあり、おれたちの兄ちゃん的存在でもあった
だからこそ、ルフィやセレナが大切で仕方なかった
「おれ……無理だよ。たとえ立ち直れても、あの子はきっと悲しみに暮れる時がある
今がその時のはずだよ……。どうやっても抜け出せない絶望、いつか超えると約束してた2人を……同時に亡くしたんだから……」
こんなのって、ねェよ…。とおれの服を掴みながら泣いているシエルに、コアラたちも涙を流していた
「まだ……3人が死んだわけじゃねェ」
「！」
「え……」
「サボ？」
「ルフィも、ジュアも、シェンカーさんも生きてる…!! 絶対」
おれは、そう信じる
セレナが、おれをずっと信じていてくれたように
今度は、おれが信じる番だ
セレナside
『うぁ……っ、うっぐ……』
涙を流して、悲しみに明け暮れる
『なにが…守るよ……!!! 何も守れてない!!! 私は!!!! 弱いっ!!!!』
ジュアもフィニも亡くして、もう故郷のみんなは死んでしまった
どうすればいいんだ
何を糧に生きていけばいい
ルフィも、エースも、いない
もう、死にたい!!!
ー“
「ガープさんだ〜〜〜〜!!」
「ガープさんが軍艦で帰って来たぞ〜〜〜〜!!」
「おう、みんな無事じゃな」
戦争の記事を読んだ村人は、「ルフィはどうなった」「大丈夫なのか」と口々に聞いてくる
「ガープさん、山から山賊が下りてきて、マキノの酒場を占領してんだよ!!」
「山賊…？」
「やめて!! ダメよ!!」
バンッと酒場の扉が開いたと思えば、「おい、ガープゥ!!!」と声が響いた
「どの
大きな木の棒で殴り飛ばされたガープ
「ガープ中将!!」
「手を出すな！知り合いじゃい…」
ガープを殴り飛ばしたのは、4人の仮親を務めたダダンだった
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サッカーバカ(プロフ) - ティアさん» 辛いこと乗り越えた先に幸せが待ってます！！！文才が素晴らしいと言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです！！！励みになります！！！ありがとうございます！！！ (2019年9月1日 9時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ティア - やっともう少しで追いつきます…うう、白ひげパパー、ジュアー、フィニー（泣）三人が安らかにありますように…。ヒロインちゃんには今まで泣いた分幸せになってほしいです…。(主様の文才が素晴らしすぎて涙が止まらない私氏) (2019年8月31日 20時) (レス) id: 38d8112070 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - うさぎくろさん» ありがとうございます！！！！ヒロインのこれからを、どうぞよろしくお願いします！！！！！！！！ (2019年8月18日 12時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» 尊敬なんて……！嬉しいです！！文才能力がないので、読みにくいと思いますがよろしくお願いします (2019年8月18日 12時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ぷぅさん» ゆっくりとですが、更新していきます！ (2019年8月18日 12時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年8月9日 21時
