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6-2 ページ37

翌日・ティラside









ザパァ…ン!









『うぶっ…』









1人で海に来て、泳ぐ練習をする








足がつく場所で、浮かんでいると海水が顔に思い切りかぶった








プルプルと顔を振って海水を飛ばして、顔の海水を拭った









チャパンッと揺れる海水を手ですくってみる









キラキラと光っていて、とても綺麗だった









この海はなんでも知ってる









世界の始まりも、どこでどんな人が生まれたのかも









そして、どこで誰がどんな風に死んだのかも









チャプンッ









パシャン









すぐに立ち上がり、浜辺に上がると持って来ておいたタオルで頭を拭く









『ふぅ…』









浜辺に座って、タオルを肩にかけて息をついた









いつもなら一緒にいてくれるサボくんとエースくんは、今日は少し用事があるとのことでいません









『やっぱり、泳ぐの難しい』









ポフンッとタオルに顔を埋めて海を眺める









クークーと鳴きながら飛んでいるカモメ









『いいなァ…。私も飛びたい』









空高く飛び上がるカモメに手を伸ばす









パシッ









『!!!』

「なァにやってんだ?」

「ティラ?」

『サボくん、エースくん』









伸ばした手を掴んだのは、サボくんだった









「ってお前、1人で海に入ってたのか!?」

『う、うん』

「溺れなかったか?」

『大丈夫だったよ。浅瀬だったから』

「そっか」









まだ湿っている髪の毛を見たサボくんは、「あーあ」と言いながらタオルを取った









「濡れたままじゃ、風邪引くぞ」

『わっ』









私の頭にタオルをかけて、わしゃわしゃと拭き始めるサボくん









優しくてあったかい手に、リズム良く拭かれて私は気持ち良くなった









「あれ、ティラ?」

「寝てるのか?」









そんなリズムに乗せられて、私はサボくんにもたれて眠った









エースside







髪を拭かれていたティラは、サボにもたれて眠った









「…どうする?」

「起きるまでそのまんまだろ」

「マジか」

「見たところ、朝からここに来て泳ぐ練習してたみたいだな」









おれたちと別れた後、1人で来たらしいし

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サッカーバカ(プロフ) - くまくまたろう。さん» ありがとうございます!ちまちまと更新していきます!容姿は私も好みです!!!金髪いい感じ〜〜〜〜 (2019年9月13日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまたろう。(プロフ) - え、好きです。(唐突)楽しませてもらってます…金髪とかもろ好みです。ありがとうございます。サボは推しです。ありがとうございます。色々ありがとうございます。(?) (2019年9月5日 20時) (レス) id: 92750228b4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます!ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします! (2019年8月20日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - こちらも読ませて頂いてます!更新頑張ってください! (2019年8月19日 21時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2019年7月29日 19時

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