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『サボくん、タオル持ってきたよ』
「あっ、あァ…。ありがとう」
受け取ったタオルを急いで帽子を取り、頭にかぶせてゴシゴシと拭き始める
「ティラ、ちゃんと拭いとけよ」
『うん』
エースに言われたティラは、持っていたタオルを頭にかけて優しく髪を拭き始めた
「明日も練習するか？」
『え、いいの？』
「あァ。泳げるようになるまで」
「そうだな」
『本当!?』
タオルがずり落ちると、「タオル」とエースが拾ってティラの顔にぶつけた
『うぶっ』
「夏だからって、油断してると風邪引くぞ？」
『うん』
タオルに顔を埋めてにっこり笑うティラに、「んじゃ、今日はここまでな」とエースが言った
「そうだな。続きは明日だ」
『はーい』
「自然乾燥するまで、この辺りで休憩して行こうぜ」
ティラside
砂浜で寝転がって昼寝をする2人を放って、私は砂のお城を作る
『これが私で、これがサボくんでこれがエースくん』
小さな砂の人形を作る
『これが…』
小さな砂の人形二つ
『……………………………』
ｻﾞｯ
作った砂の人形を潰して、私は砂浜を少し歩いた
『海って、あんなに綺麗だったんだ』
いつも浮き輪を使ってプカプカ浮いては溺れてを繰り返していて海の中なんて見たことがなかった
『サボくんとエースくんのおかげだ』
早く泳げるようになりたいなァ
サボside
「ふわっ…はふ…」
ついつい、眠ってしまった
目が覚めて体を起こすと、おれの隣で寝ているエースと少し離れた場所でパシャパシャと海で遊ぶティラがいた
「泳げないのに、危ねェぞ」
まァ、浅瀬だしあれぐらいなら大丈夫だろうな
遊んでいるティラを見たあと、海を眺める
この広大な海を、おれたちはいつか渡っていこうとしているんだ
いつかきっと、海賊になって自由になる
そのためには強くなって、もっともっと勉強もしなきゃいけない
「頑張らなくちゃな」
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サッカーバカ(プロフ) - くまくまたろう。さん» ありがとうございます！ちまちまと更新していきます！容姿は私も好みです！！！金髪いい感じ〜〜〜〜 (2019年9月13日 11時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまたろう。(プロフ) - え、好きです。(唐突)楽しませてもらってます…金髪とかもろ好みです。ありがとうございます。サボは推しです。ありがとうございます。色々ありがとうございます。(？) (2019年9月5日 20時) (レス) id: 92750228b4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年8月20日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - こちらも読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月29日 19時
