0話 出会いは必然 ページ3
ユラユラと揺れる小舟
『…………』
海に出て丸3日
お腹が空いて力も出なくて、頭も働かない
『お腹、空いた…』
青い空に白い雲、照りつける太陽の光が眩しくて暑い
目を閉じれば、叫びたくなるような映像が流れ込んでくる
『…………』
それから逃げるように、目をずっと開ける
思い出したら、また泣いちゃうから
『!!』
起き上がり、小舟からキョロキョロと見回せば
『島…!!』
緑のある島が見えた
手で水をかき、急いで島へ向かう
舟を岩場につけ、なんとか島へ上陸した
『ここ、なんて名前の島なんだろう』
自然豊かな森が広がっていて、とてもじゃないけど人がいる気配がしない
ゆっくりと周りを警戒しながら森の中を歩いて行き、食べ物がないか探すけど、何もない
足取りも重くなってきて……
『誰か……いない、の？』
大きな木に手をついて、パッと横を見た
『…………え』
目の前にいたのは大きな虎
虎は私に気づくと、コチラに牙を立ててきた
『あ……あぁ……』
怖くて力も出なくて、足がすくんで地面に倒れる
逃げなきゃいけないのに、逃げれない
『い、や……』
牙を向け、捕食者を見る目でコチラにくる虎
「ガーーーーーーッ!!!」
『いやァ〜〜〜〜!!!』
飛びかかってきた虎
ﾄﾞｶｯ
ズシィンと大きな虎が倒れた
「おい、大丈夫か!!?」
目の前に現れた私と同じぐらいの男の子が聞いてきたけど、驚きと安心に包まれて気を失った
「え、おい!!!」
声をかけられているのにわかっていても、目を開けることも、声を出すことも出来ず、どんどん深い眠りへと吸い込まれた
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サッカーバカ(プロフ) - くまくまたろう。さん» ありがとうございます！ちまちまと更新していきます！容姿は私も好みです！！！金髪いい感じ〜〜〜〜 (2019年9月13日 11時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまたろう。(プロフ) - え、好きです。(唐突)楽しませてもらってます…金髪とかもろ好みです。ありがとうございます。サボは推しです。ありがとうございます。色々ありがとうございます。(？) (2019年9月5日 20時) (レス) id: 92750228b4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年8月20日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - こちらも読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月29日 19時
