7話 おじいさん ページ39
『これでよし』
夏も真ん中のあたりに来ると、ジリジリと照りつける太陽にも慣れた
『うん、真っ白だ』
ペカー！と真っ白に輝くシーツやらを見て、大満足な顔で笑う
「ティラ〜、悪いけど野菜の皮ムキ手伝ってくれ〜」
『はーい!!』
洗濯カゴを持って走っていくと、誰かが歩いてきた
誰だろうかと思って足を止めて、そちらを向くと大きな体のお爺さんがいた
(誰だろ？)
「おい、ティラ」
『ダダンさん』
「ん？」
『あのおじいさん、誰ですか？』
私が指を向けると、ダダンさんは「あん？」とタバコを吸いながら怪訝そうになる
すると、一瞬にして顔を強張らせると「お前らァ!!!」と家の中に入っていった
(なんなんだろう…)
疑問に持ちながらも、私は家に入った
「おい、ダダン!!!」
「ヘイ!!」
呼ばれたダダンさんは、慌てて外に出るとギャンギャン吠えながら文句を言っていた
「ティラ、ダダンの奴何してるんだ？」
『なんかね、おじいさんが来てからずっとあァなの』
「おじいさん？」
「おお、エース!!!」
「げっ!!!」
中に入ってきたおじいさんは、真っ先にエースくんに抱きついた
面倒な奴が来た、とでも言いたげな顔でエースくんが「放せッ、ジジイ!!!」と怒鳴りながら、おじいさんを蹴った
でも、おじいさんの方が力も強いからびくともしない
『ダダンさん、あの人誰なんですか？』
さっきの態度に腹を立てたのか、おじいさんはエースくんの頭に拳を振り下ろし、説教を始めた
「モンキー・D・ガープ。海軍中将だよ」
『海軍？』
「アタシらに、エースの面倒を見る様に強制的に押し付けてきたんだよ」
恨みのこもった言い方に、私は『そうなんですか』と返すしかなかった
おじいさん、基ガープという人は私に気づくと、「おぉ！」と豪快に笑いながらこちらに来た
「お嬢ちゃん、これまた可愛い子じゃないか」
『あ、初めまして！ユナ・D・ティラと言います
ダダンさんの家で、お世話になってます』
「ユナ、D……………!!?」
『？』
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サッカーバカ(プロフ) - くまくまたろう。さん» ありがとうございます！ちまちまと更新していきます！容姿は私も好みです！！！金髪いい感じ〜〜〜〜 (2019年9月13日 11時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまたろう。(プロフ) - え、好きです。(唐突)楽しませてもらってます…金髪とかもろ好みです。ありがとうございます。サボは推しです。ありがとうございます。色々ありがとうございます。(？) (2019年9月5日 20時) (レス) id: 92750228b4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年8月20日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - こちらも読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月29日 19時
