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触れたものは、紙だった
開けてみれば、綺麗な字が書かれていた
“おはよう、エースくん。
お風呂上がりにそのまま寝ちゃったみたいだけど、体調は大丈夫？
起きた時、まだ髪が湿ってたから起きたらすぐに乾かしてキッチンの方へ来てください。
ティラより”
そう書かれていたメモに、おれが昨日言った内容は何もなく、少しホッとした
言われた通り、いや、髪を乾かしすぐに朝飯のためにキッチンの方へ向かった
「おお、エース。おはよう」
「………」
山賊達からの挨拶を無視して、飯が来るのを待つ
ｺﾄﾝｯ
「…………？」
目の前に置かれたのは、ホットミルクだった
(なんだ、これ…)
「あぁ、それティラがエースに出してくれってさ」
「？」
「なんかよくわかんねェけど、朝は冷えるからって
でもなんでだろうな」
ホットミルクから白い湯気が出ていて、おれはコップの取手を持って、ホットミルクを口に運んだ
甘くなくて、それでいて優しい味…
どこか安心して、落ち着けるような感じになる
「あいつは？」
「朝早くから掃除に武器磨き…。今は洗濯してる」
エースとは大違いだよ…。というダダンの言葉を無視して、おれは朝飯に手をつけた
『あ、エースくん』
「！」
『ホットミルク、美味しい？』
「…別に」
『そっか』
嬉しそうに笑ってキッチンの方に行くティラ
「ティラ、朝飯の準備はもういいからあんたもこっち来て食べな」
『え、でも…』
「いいからいいから」
『えっ、ちょっ』
ドグラに背を押され、おれの隣に座らされたティラは『じゃあ』と自分の朝飯に手をつけ始めた
おれはさっさと食べた後、すぐに家を出た
「で、ティラは？」
「家だ」
「だァ〜〜〜〜…。連れて来いよォ…。おれ、お前がどっか行くたんびに暇なんだぜ？」
「いや、稼いでこいよ」
「あんまり稼ぎすぎると、今後やりにくくなるんだよ」
海賊貯金を貯めている木の上に座ってそう会話をしていると、サボが「あっ」と声を上げた
「あそこにいるの、ティラだよな」
「は？」
サボが指を指したのは、ゴミ山の中を歩いて行くティラの姿だった
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サッカーバカ(プロフ) - くまくまたろう。さん» ありがとうございます！ちまちまと更新していきます！容姿は私も好みです！！！金髪いい感じ〜〜〜〜 (2019年9月13日 11時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまたろう。(プロフ) - え、好きです。(唐突)楽しませてもらってます…金髪とかもろ好みです。ありがとうございます。サボは推しです。ありがとうございます。色々ありがとうございます。(？) (2019年9月5日 20時) (レス) id: 92750228b4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年8月20日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - こちらも読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月29日 19時
