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「ずっと大人しくしてたから身体が鈍っちゃってる。
久々に激しい運動したいワ、ア・ナ・タと♡」
「気色悪い事言わないで頂けますか。それに今、勤務中ですので」
「あーん、ストイック！
そんなトコロがまたたまらないわぁ、セバスちゃん♡」
グォングォンとチェンソーを振り回すグレル
「アタシね、セバスちゃん。赤が好きなの
髪も服も口紅も赤が1番好き
だからブスな女共を綺麗な
女ってのは、派手なら派手なほど毒花のように美しいデショ？
きっと色男が薔薇色に着飾る姿は最高ヨ、セバスちゃん。
アタシがアナタの奥まで暴いて美しく飛び散る薔薇色で、派手に掻き乱してアゲルわ、セバスちゃん♡」
「死神とは、ただ静かに死に逝く者の魂を狩る者
執事とは影の様に主人につき従う者
その両者の美学に反するその悪趣味さ、反吐が出ますね」
「アタシ、ちゃんと執事として主人のために働いてたわよォ。お仕事中はお化粧もオシャレもガマンしたしっ」
「呆れた…。貴女それでも執事ですか？」
セバスチャンがそう聞けば、グレルはニィイと笑う
「これでも執事
仕方あるまい
私とシエルは左目、右目の眼帯を取る
「女王の我が悪しき名において」
『命令する！』
2人「奴らを狩れ！」
「
雨が降りしきる中、私とシエルはセバスチャンにそう命令を下した
何があっても、グレルとマダムは狩らねばならない
女王の憂いを晴らすために…
どんな手を使ってでもだ
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月1日 0時
