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「それに…なかなかイイ格好をされているじゃなありませんか」
カツ…と、こちらに歩み寄ってくるセバスチャン
「芋虫の様でとても無様で素敵ですよ。小さく弱い貴方がたによくお似合いだ
しばらくその姿を眺めているのも悪くはないと思ったんですが」
アーズロが何か叫んでいるが、こっちはこっちでセバスチャンの物言いにイラついている
『…誰に向かって口を聞いている』
「止まれェェ」
ピタッと歩みを止めるセバスチャン
「と…とと止まれって言ってんだよ!! それ以上近寄ったらブチ殺スぞ!!」
「さあ、どうしましょうか」
『早くしろ、腕が痛い』
「うるせェ、黙れッ」
「ですが、坊ちゃん、お嬢様。私が近づけば殺されますよ？」
クスリと笑うセバスチャンに、イラつきが増していく
「貴様…「契約」に逆らうつもりか」
「とんでもない。
坊ちゃんとお嬢様が願うなら、どんなことでも致しましょう
捧げられた犠牲と享楽を引き換えに」
……
「さぁ…」
「何ワケわかんねぇこと言ってやがる、
「坊ちゃん、お嬢様。おねだりの仕方は教えたでしょう？」
2人「命令だ、僕/私達を助けろ！」
「黙れェェェェェエエ」
左目を大きく開けた
ｽﾞｶﾞｧｧﾝ
「な…なんで…」
「お探しものですか？
セバスチャンが指を動かせば、アーズロの腕が折れた
「あ…あ"ぁ"ァ…」
セバスチャンは私とシエルを抱き上げる
「今回のゲームも、さして面白くなかったな」
「ま、ま…待てよォあんたっ…ただの執事だろ!?
俺はッこんな処で終われねェんだよッ!!
用心棒として給金は今の5倍、いや10倍出すッ、酒も女も好きなだけ…だからッ、俺につけ!!」
足の拘束や体に巻きつけられた拘束を解いてもらう
「…残念ですがヴェネル様。私は人間が作り出した
私は…悪魔で執事ですから
坊ちゃんとお嬢様が“契約書”を持つ限り、私は彼らの忠実な
その魂を引き取るまで
2人「残念だが、ゲームオーバーだ」
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月1日 0時
