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「なァ、
よく考えてみろよ、俺達みたいな稼業のモンが、1番稼げる方法は何だ？」
アーズロは両手を広げる
「
なのにこの国ときたら、
「
「あぁヤダヤダお堅いねぇ。これだから
アーズロはハッと笑った
「
結局俺たちは同じ穴のむじなだろ？
どうせなら、仲良く一緒に儲けたい」
『悪いが、薄汚いドブ鼠と馴れ合うつもりはない』
「あんたらはそうでも、他の奴らはどうかな。
今はただ、番犬が怖くて大人しくしてるだけかもしれないぜ。闇の掃除人、シエル・ファントムハイヴとアニエス・ファントムハイヴがな
わざわざイタリアでは裁かないようにしてたのに、こんなに早くアシがつくとはな
まさか
これだから俺は半人前なんだよなァ」
自虐的に笑うアーズロ
「さて、もう要件は解ったろ？
ブツの在り処さえ吐いてくれりゃ、首は繋がったままおうちに帰してやるよ
「僕とアニエスが戻らなければ、クラウスの手から政府に証拠が渡るようになっている」
『残念だったな』
そう吐き捨てれば、アーズロは銃を向けてきた
「大人をナメんなよ、
ブツはどこだ？早いとこ吐かねェと、1人ずつ使用人ブチ殺すぞ」
2人「！」
アーズロの言葉に目を見合わせる
2人「可愛い飼い犬がちゃんと、「とってこい」をできればいいがな」
ﾊﾞｷｯ
アーズロに思い切り顔面を蹴られた
「聞こえたか？交渉決裂だ。殺せ！」
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月1日 0時
