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「一体何事です!?」
というか…
「というか…2人は何です、その格好は？」
「
バルドがドアの方を親指で指差した
「ruby:あの女:クレイジーガール)…？」
指差した方のドアを少しだけ開いて中を見る
「こっちのリボンもいいけど、こっちの巻きバラのも最高にかわいーーっ♡
迷っちゃう、でもやっぱりアナタにはそれねっ。すっごくかわいーーーーっ♡」
タナカが、独特な髪型になっている
「!!?(ｶﾞﾀﾀｯ」
驚きのあまり、シエルやセバスチャンが音を立てた
「あっ」
「!!!」
シエルはサッと顔を青くさせた
「シーエールー♡ 会いたかったあぁあぁ!!」
がぶぁああっ、とシエルに抱きついたのは、両サイドを高い位置で２つにしてくくっている女の子
「エ…エリザベス!!」
「やだあ〜〜〜〜っ、リジーって呼んでっていつも言ってるじゃない！
あぁああん♡ やっぱりいつ見ても最高にかわいーーっ♡」
『は、はははは…』
「ミス・エリザベス…」
コホン、とセバスチャンが咳払いする
「あらっ、セバスチャンごきげんよう！」
「お久しぶりにお目にかかります」
「あなたにもお土産があるのよ♡」
「え…」
「ほら♡」
と、エリザベスはセバスチャンにファサッと何かをかぶせた
ピンクの…ボンネット？
「ああん、かわいーーーー♡ いつも黒ばっかりだから、こういう色もいいと思ってたの！」
エリザベスがつけたボンネットを見た、バルド、フィニ、メイリン、私とシエルは腹を抱えた
といっても、3人は大笑い、私とシエルは静かに震えながら笑った
「私の様な者にまで、この様なお心遣い大変光栄に存じます」
「いいのよ♡」
と、言いながらも3人をボコったセバスチャン
「ゴホン、それよりリジー」
『何故ここに？叔母様はどうした？』
「シエルとアニエスお義姉様に会いたくて、内緒で飛び出してきちゃった♡」
と、私とシエルに頬すりをするエリザベス
「内緒で？」
『お前は何を考えて…』
「…おい、セバスチャンよぉ。あの女、一体何者だ？」
「ああ、エリザベス様は坊ちゃんの、許嫁です」
「い……!!? いいなずけぇええ!!?」
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月1日 0時
