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『エース？』
「この船には、ナース以外の女はいないからな。何かあってからじゃ遅ェ」
と言って、エースはあぐらをかいてスペースの空いた場所に私を座らせた
いわば、後ろから抱きしめられているような形となっている
「かァ〜〜〜〜、見せつけてくれるじゃねェか」
「サッチ」
『サッチさん』
料理を運びながら、「仲良いねェ」と言う
『そうですね。昔はとっても冷たかったんですよ』
「そりゃあ、聞きてェ話だなァ」
「ビスタ」
各隊の隊長クラスが私とエースの周りに集まってきた
「なんだよお前らァ、昔のおれなんか聞いてどうするんだよ」
「冷やかすんだよ」
「よっぽど焼きフランスパンになりてェみてェだな」
ボワッと腕を炎に変えたエース
「やめろよい」
「そうだぞ、エース。妹の前でみっともない」
「ぐっ…」
仕方なくエースは、炎をしまった
『本当に…能力者になったんだね』
「ああ、まあな」
『昔は、ルフィのことバカにしてたのに』
「昔は昔だ。今は今。おれはこのメラメラの実で、お前らを守るつもりだ」
『フフフ…。いつの間にかたくましいお兄ちゃんになったね』
ポスンッとエースのあったかい胸に倒れ込む
「セレナちゃん、おれにもそんなサービスしてほしい」
『ごめんなさい、兄妹弟限定なんです』
「ルフィには、甘々だけどな」
『私達がね』
あんなに真っ直ぐに人を信じる子…今まで見たことがない
私達の弟は、真っ直ぐ、海賊王になることを夢見てる
今頃、コルボ山で修行してるんだろうなァ
「大好きなんだな、その弟が」
『かけがえのない、大切な兄妹弟なんです。
大事で大好きで、大切で…私にとって、エースも弟も…大切な人なんです』
故郷のみんなと死別しなければ、私はエースやルフィ……サボに出会うことなく、あの島で暮らしていたんだろう
あの日が来て、ゴアに流れ着いて、サボとエースが助けてくれて、仲良くなってルフィと出会って…
おじいちゃんができて、仮親ができて…
家族になってくれて、私にはこれ以上ない幸せな日々だった
『私に…“幸せ”というのを、教えてくれたんです』
家族や友達、全員を失った私に3人は手を差し伸べてくれた
だから、何があっても守ろうと決めた
私の夢は、エースとルフィ、そしてサボの夢を見ること
何があっても、私は死んだりなんかしない
約束したから
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ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんやっと任務中にだけどトラ君と再会できましたね、めっちゃ感動的な再会でした｡(°´Д⊂ヽﾋﾞｪｪｪｴｴ (2019年7月7日 12時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ぷぅさん» ヒロインの辛さは必ず報われると信じて書いております。どんなことがあっても、彼女なら乗り越えられます、だって今までだって辛いことを乗り越えられてきたから！！！！ (2019年7月7日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - まさか2人が朝までサボの部屋で寝てたなんて(゜ロ゜)マーナに触れてたそんな手で純粋な心を持ってるヒロインちゃんに触れないで(о｀Д´)＝⊃)`з)また暴言失礼しました(T_T) (2019年7月7日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - キャー、サボが記憶を取り戻したらシエルがサボを血祭りにしてやるって思ってるなんて恐ろしい ﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ でも私もサボが記憶取り戻したら「記憶取り戻すの遅いんだよ(о｀Д´)＝⊃ωΦ）」って殴りたい(○｀ε´○)プンプン!! (2019年7月7日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんのローの呼び方がトラ君だなんて可愛い呼び方(笑)( ´艸｀)大人になって再会した際にはその時もトラ君って呼ぶのかな？その時はローはヒロインちゃんに「ガキじゃないんだからトラ君じゃなくてローって呼べ」って怒られそう(笑)(´∀｀*)ｳﾌﾌ (2019年7月6日 21時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年6月17日 9時
