64話 ページ37
「さっきも紹介した、ベポとシャチ。そして、ペンギンだ」
「ペンギンです、よろしく」
全員帽子をかぶって、白いつなぎのペンギンさんとシャチさん
オレンジのつなぎのベポ
『セレナです。よろしくお願いします』
席を立ち、丁寧に頭を下げる
「マーナよ」
「サボだ」
「ジュアです」
「シエルでーす」
「コアラです」
「革命軍の女の人って、美人ばっかだな」
「やだァ〜〜〜〜」
コアラちゃんが照れていると「コアラちゃんじゃないと思うけど」と、シエルくんが漏らした
ｶﾞﾝ!!!
「いってェ……!!?」
「何か、言った？」
「い、いや、別に」
頭を殴られたシエルくんは、ダラダラと汗を流している
「野蛮な女だな…」
「何ですって!!?」
「女ってのは、おしとやかじゃないのか？」
『トラくん、なんで私を見るのかな？』
どうせ、ヤンチャっ子でしたよ
「それより、話に入ってもいい？」
「ああ、すまねェ」
全員が席に座ると、ジュアが立ち上がりどこから持ってきていたのかわからないボードを壁に取り付けた
「今回、おれたち革命軍の目的はこのクロー島で密売されている珀鉛と、闇取引されている果実の相手…
この２つの首謀者は、どちらとも村長だってこと
そして、今年には神様のお祭りとして村長の孫娘が神の生贄となる」
「どうでもいいけど、その孫娘も加担してるのか？」
ペンギンさんがそう聞くと「いや」とシエルくんが口を挟む
「現状では何も聞かされていなく、何もさせられてないみたいですね…。」
「じゃあ、孫娘は無視ってことでいいんだな？」
シャチさんがそう言えば、「そうとも限りません」とジュアが言う
「その孫娘、多分殺されます」
「は？」
「この島の生贄は、神の花嫁として火山に身を投げることなんです
それも100年に一度という長い間で……身を投げた少女の魂は、100年後まで神様のそばに寄り添い、100年後には天に召されるらしいんです」
「なんて酷い話なんだ」
「まァ、その孫娘の顔はいまだにわかっていませんが…さっき襲ってきた白いローブの女の人…あの人が孫娘です」
「はァァァ!!?」
サボが驚きのあまり席を立った
『ってことは…私たちは、その孫娘を保護する必要があるのね？』
「どういうことだ？」
トラくんは放っておけという顔になる
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ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんやっと任務中にだけどトラ君と再会できましたね、めっちゃ感動的な再会でした｡(°´Д⊂ヽﾋﾞｪｪｪｴｴ (2019年7月7日 12時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ぷぅさん» ヒロインの辛さは必ず報われると信じて書いております。どんなことがあっても、彼女なら乗り越えられます、だって今までだって辛いことを乗り越えられてきたから！！！！ (2019年7月7日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - まさか2人が朝までサボの部屋で寝てたなんて(゜ロ゜)マーナに触れてたそんな手で純粋な心を持ってるヒロインちゃんに触れないで(о｀Д´)＝⊃)`з)また暴言失礼しました(T_T) (2019年7月7日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - キャー、サボが記憶を取り戻したらシエルがサボを血祭りにしてやるって思ってるなんて恐ろしい ﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ でも私もサボが記憶取り戻したら「記憶取り戻すの遅いんだよ(о｀Д´)＝⊃ωΦ）」って殴りたい(○｀ε´○)プンプン!! (2019年7月7日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんのローの呼び方がトラ君だなんて可愛い呼び方(笑)( ´艸｀)大人になって再会した際にはその時もトラ君って呼ぶのかな？その時はローはヒロインちゃんに「ガキじゃないんだからトラ君じゃなくてローって呼べ」って怒られそう(笑)(´∀｀*)ｳﾌﾌ (2019年7月6日 21時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年6月17日 9時
