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『“青き一等星”こと、セレナです。よろしく』
「シ、シャチです」
「シャチ、ベポたちも連れてこい」
「はい、キャプテン!!!」
バタバタと出て行くシャチを見送ったあと、おれは話を戻した
「で、どうだ？」
『どうだ、とは？』
「船に乗るかの話だ」
『あ、まだ生きてたんだね』
当然だろ、と返せばセレナは『拒否したよね？』と困り顔で言う
「セレナのこと、少し観察させてもらったが…どうやら“診察”が必要だと判断させてもらった」
『診察？』
「そうだな…。カウンセリングを行った方がいい…と言えばいいな」
『？』
コテンッ、と首をかしげるセレナ
「おい、トラファルガー」
「！」
シルクハットを被った金髪の男が、セレナの横に立った
「セレナはおれたちの大切な仲間だ。海賊になんかさせるつもりはねェ」
『総長さん…』
「それに、セレナはもう革命軍の戦士だ」
「それがなんだ？」
「…？」
何もわかっちゃいねェ
「確かに革命軍が海賊になるのは有り得ない事かもしれねェ…。だが、それは相手の心の問題だろ」
「……!!!」
「おれの信念にセレナがついて来ようと思えば、仲間になる
自分の信念の旗を下ろし、おれの信念の旗について行く…
海賊のルールはそんなもんだ
革命軍の信念の旗にセレナが、今はついているかもしれないが……おれは奪うぞ」
シルクハットに自信のある瞳を向ける
「海賊は…欲しいものがあれば力づくで奪いに行く…。それが海賊のルールだ」
「……っ!!!」
『…………』
おれはセレナが仲間になって欲しい
「革命軍という鳥かごの中では、自由に羽ばたくことはできねェ。セレナは…海という自由な場所で羽ばたくべきだ」
「……」
納得したくないのに、どこかで納得しちまったんだろう
革命軍全員が、何も言えなくなっていた
『それは違うよ』
「!!?」
「セレナ……」
シルクハットの一歩前に出たセレナは、『確かに』と瞳を閉じた
『革命軍という狭い場所では、私は自由にはなれない
それは、私たちの目指す場所じゃない』
「……」
『でも、それは海賊も同じだよ』
「……!!!」
『自由というのは建前で、“海賊”という鳥かごの中に入ってる…
自由になるっていうのは、そんなものに縛られず自由に生きやりたいことをすること』
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ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんやっと任務中にだけどトラ君と再会できましたね、めっちゃ感動的な再会でした｡(°´Д⊂ヽﾋﾞｪｪｪｴｴ (2019年7月7日 12時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ぷぅさん» ヒロインの辛さは必ず報われると信じて書いております。どんなことがあっても、彼女なら乗り越えられます、だって今までだって辛いことを乗り越えられてきたから！！！！ (2019年7月7日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - まさか2人が朝までサボの部屋で寝てたなんて(゜ロ゜)マーナに触れてたそんな手で純粋な心を持ってるヒロインちゃんに触れないで(о｀Д´)＝⊃)`з)また暴言失礼しました(T_T) (2019年7月7日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - キャー、サボが記憶を取り戻したらシエルがサボを血祭りにしてやるって思ってるなんて恐ろしい ﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ でも私もサボが記憶取り戻したら「記憶取り戻すの遅いんだよ(о｀Д´)＝⊃ωΦ）」って殴りたい(○｀ε´○)プンプン!! (2019年7月7日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんのローの呼び方がトラ君だなんて可愛い呼び方(笑)( ´艸｀)大人になって再会した際にはその時もトラ君って呼ぶのかな？その時はローはヒロインちゃんに「ガキじゃないんだからトラ君じゃなくてローって呼べ」って怒られそう(笑)(´∀｀*)ｳﾌﾌ (2019年7月6日 21時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年6月17日 9時
