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翌日・セレナside
結局、昨日は眠ることすらできなかった
7年待ち続けていた人は、私じゃない人を選んだ
もう、過ぎたこと
彼が前に進んだなら、私も進むしかない
忘れようとしても、忘れれるわけがない
ずっと、待ってきた人なんだもん
どうしようもなくて、私は海を見に外に出た
バルティゴのちょっとした場所
そこから見える海は、なぜか穏やかで優しい気持ちになる
「どうかしたのか、セレナ」
『ドラゴンさん…』
ローブを着て潮風に吹かれながら、優しい笑顔を浮かべるドラゴンさんが来た
『すみません、ここドラゴンさんのお気に入りの…』
「構わん」
シエルくんが言っていたのを今思い出した
「海を眺めるのは好きか？」
『はい。嫌なことを全部忘れさせてくれます』
「そうか…」
強く吹く潮風
「セレナは、イーストブルー出身だったな」
『はい』
「ゴアの出身とも」
『えぇ』
ドラゴンさんはそこまで聞くと、「そうか」と言いまた海を見つめた
あれ、そっちの方向
『イーストブルー、ですよね？ドラゴンさんが今見ている方角にある海って』
「ああ…」
『何かあるんですか？』
「…………息子がな、いるんだよ」
『え』
え、いるんだ
『どんな子なんですか？』
「向こうは私を知らないが、何度か見ている」
『……』
ドラゴンさんの子ども、どんな子なんだろう
「セレナと同じ、ゴアに住んでいる」
『え』
ドラゴンさんの名前、ファミリーネーム知らないしなァ
『元気だといいですね』
「ああ」
忘れよう
今思ってること、全部
前に進むために、受け入れよう
どんなことがあっても、私は全部受け入れる
じゃなきゃ…強くなれない
シエルside
怒りが収まることがなく、特訓場で1人特訓に明け暮れる
コアラちゃんとマーナが声をかけてくるけど、「うるさい」と一蹴する
誰も、話しかけて欲しくない
それはジュアも同じ
アイツは仕事をしていた方が、嫌なことを忘れることができると言っていた
とにかく、気分を紛らわそうと特訓場にこもるが、意味もなく
ﾄﾞｯ
「くそ…」
ほんと、わけわかんねェよ
サボの大馬鹿野郎
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ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんやっと任務中にだけどトラ君と再会できましたね、めっちゃ感動的な再会でした｡(°´Д⊂ヽﾋﾞｪｪｪｴｴ (2019年7月7日 12時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ぷぅさん» ヒロインの辛さは必ず報われると信じて書いております。どんなことがあっても、彼女なら乗り越えられます、だって今までだって辛いことを乗り越えられてきたから！！！！ (2019年7月7日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - まさか2人が朝までサボの部屋で寝てたなんて(゜ロ゜)マーナに触れてたそんな手で純粋な心を持ってるヒロインちゃんに触れないで(о｀Д´)＝⊃)`з)また暴言失礼しました(T_T) (2019年7月7日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - キャー、サボが記憶を取り戻したらシエルがサボを血祭りにしてやるって思ってるなんて恐ろしい ﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ でも私もサボが記憶取り戻したら「記憶取り戻すの遅いんだよ(о｀Д´)＝⊃ωΦ）」って殴りたい(○｀ε´○)プンプン!! (2019年7月7日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんのローの呼び方がトラ君だなんて可愛い呼び方(笑)( ´艸｀)大人になって再会した際にはその時もトラ君って呼ぶのかな？その時はローはヒロインちゃんに「ガキじゃないんだからトラ君じゃなくてローって呼べ」って怒られそう(笑)(´∀｀*)ｳﾌﾌ (2019年7月6日 21時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年6月17日 9時
