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海さんに言われて慌ててなんでもない顔をすると、「え〜？」と夜久さんが顔を覗き込んでくる
「ホントか〜？」
『ホントですっ』
面白がっている2人に意地を張ると「知り合いにこの髪の色の人がいるんだって」と孤爪がしれっと答えた
「へ〜」
「金髪の知り合いがいるんだな」
『…うるさいですよ、似てただけです』
夜久さんのからかいモードにプイッと顔を背けた
．
『烏野受かったの!? おめでとう』
《ドーモ。別に電話じゃなくてもよくない？》
『ホンット冷めてるね。可愛くない』
《ドーモ》
部活終わり。公立の合格発表の日だと気づいたのは、黒尾さんの一言からだった。すぐに解散して家までの帰路で蛍に電話して結果がどうだったか聞いたら、安心安全の合格
蛍が落ちたら、誰も受かってないか
『おめでとう。お祝い、なにがいい？』
《別にいらない。っていうか、そういう歳じゃない》
『かわいくない…そんなんじゃ、彼女できないね』
《安心して。こっちから願い下げだしいらないから》
『どうしてこんなに皮肉な性格になってしまったんだろうか』
かわいくないいとこを持ったことに後悔というよりは、残念な気持ちを持った。全く、黙っていればイケメンなのだから、彼女の1人ぐらい作ればいいものを
《そっちは進級できたの？》
『当たり前でしょ』
《フーン》
『ホンットかわいくないっ』
《ドーモ》
『褒めてないから』
はははっ。と、軽い笑い声が聞こえてくる
『ホントになにがいいのか決めといてね。高いのはあげれないけど』
《気にしなくていいよ。本当にいらないし期待してないから》
ばっさりと切ってくる蛍に、1回殴ってやろうかなと思った
《じゃ、またね》
『あ、うん』
プツンと切れた電話にあっけないと思いながらも、スマホをポケットにしまった
烏野のバレー部には入るとは言ってたし、バレー部であの長身を活かすと思うと、ブロックの要としてレギュラーになりそうだなと思う
『小さな巨人のいた学校とのゴミ捨て場の決戦…できるといいな…』
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紅 - いつも楽しませてもらってます！4話夏なのですが、黒尾が3年と言っている所があります。見間違いであればすみません！ (3月14日 23時) (
レス) @page30 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - もちだんごさん» ひゃー！すみません！ご指摘ありがとうございます！！また修正します！これからもよろしくお願いします！ (3月11日 19時) (レス) id: c458529519 (このIDを非表示/違反報告)
もちだんご(プロフ) - いつも楽しみにしております！5-2話なのですが、本編の一年前であるはずなので夜久さんは3年ではなく2年なのではないかと思います。勘違いであれば申し訳ございません！ (3月11日 17時) (レス) id: 993fbeabfe (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 続きが気になる…！楽しみにしてます！ (2月29日 23時) (レス) @page13 id: bbca191512 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月29日 11時) (レス) @page12 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2024年2月28日 9時
