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「マネージャーをするのか？」
拒否しても構わないと言う声に私は少しだけ下を向いた
『2年生になってからでもいいですか？』
「ん？今じゃなくていいのか？」
『はい。来年からでお願いします』
「そうか」
満足そうにする猫又監督に『ありがとうございます』とお礼を言う
「ねね、なんで来年なの？今から入ればよくない？」
コソッと耳打ちをしてくる千代に『来年じゃなきゃ意味ないの』と言うと千代は「は？」と眉を寄せている
「なに？来年じゃないと意味ないって…まさか、来年にイケメンな後輩が入ってくるとか!?」
『どこまでイケメン思考…』
ここまでくると、呆れる
「藍、来年からよろしく頼むぞ」
『はい、こちらこそ』
ーーーーー
ーーー
ー
「へぇ、猫又監督戻って来たんだ」
『うん。来年からマネージャーかな』
休日が被った京治と少しオシャレなカフェにやって来た
猫又監督が戻って来たことを伝えると「楽しみだね」と言う
『そうだ、春高行きおめでとう』
「ありがとう。応援には来てくれるの？」
『えー…』
当たり前だよね？というように聞いてくる京治に『気が向いたらね』とだけ伝える
「今回の春高の予選のビデオ見たんだけど」
『ん？』
「小さな巨人みたいな人がいたよ」
カツン、とテーブルに落ちたスプーン。京治はびっくりした顔をする私に「興味が湧いた？」と言う
「鴎台の1年の星海って人。今月の月バリに載ってるよ。まだ見てないんでしょ？」
『…う、ん…』
「長野の人みたい」
『……』
「来る？その高校も春高に来るよ」
『……』
興味が湧いた私に勝ち誇ったような顔をする京治に、負けた気がして顔を背けてケーキを一口頬張った
京治はくすくす笑いながら「まあ、考えてて」とだけ言う
．
「星海、光来？」
『知ってる？』
「いや、知らないかも」
『そっか』
前の席に座っている孤爪に聞いてみても、ゲームをしながら答えてくれる。孤爪って、なんだかんだ律儀である
「その人が何？」
『うーん…春高に出るって聞いたから見に行こうかなって』
「へー」
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紅 - いつも楽しませてもらってます！4話夏なのですが、黒尾が3年と言っている所があります。見間違いであればすみません！ (3月14日 23時) (
レス) @page30 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - もちだんごさん» ひゃー！すみません！ご指摘ありがとうございます！！また修正します！これからもよろしくお願いします！ (3月11日 19時) (レス) id: c458529519 (このIDを非表示/違反報告)
もちだんご(プロフ) - いつも楽しみにしております！5-2話なのですが、本編の一年前であるはずなので夜久さんは3年ではなく2年なのではないかと思います。勘違いであれば申し訳ございません！ (3月11日 17時) (レス) id: 993fbeabfe (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 続きが気になる…！楽しみにしてます！ (2月29日 23時) (レス) @page13 id: bbca191512 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月29日 11時) (レス) @page12 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2024年2月28日 9時
