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「ん〜っ！美味しいー！」
パフェを食べる千代とアイスコーヒーにアイスクリームがのっている飲み物を注文した私
ここの代金は黒尾さんが出すからと無遠慮にパフェを頼む千代には引いた
「美味しい？」
「はい！めちゃくちゃ美味しいです！ね、藍！」
『あ、うん…』
イケメンと食べるパフェ最高〜！と楽しそうにしている千代に、パクリとアイスを頬張る
「千代ちゃん、美味しそうに食べるね〜」
「褒められちゃった！」
『はいはい』
「藍は嬉しくないの？イケメンとのお茶」
『え？あー…別に』
「…知ってたよ、藍はそういうの興味ないって」
パクッと再びパフェを食べる千代に「イケメン慣れしてるの？」と、それまで口を開かなかった孤爪が聞いてきた
(自分から…珍しい)
「そうなんだよ、孤爪！藍ったらね、他校の男子と仲良いんだから」
「他校の男子と。藍チャン、彼氏？」
『友達ですけど』
ニマニマと聞いてくる黒尾さんに答える
別にやましいことも何もない
「それって、梟谷？」
『え、うん』
「部活の帰りに並んで歩いてるの見た」
『いたんだ。声かければ良かったのに』
「なんで…別にそんなに仲良くないのに」
困ったような微妙な顔をする孤爪に『確かにそう』と頷くと、千代は「頷くんだ…」とこぼした
ーーーーー
ーーー
ー
「ありがとうございましたっ！」
「いえいえ、こちらこそ」
「失礼します！」
「はーい、またね〜」
喫茶店を出て黒尾さんたちに背中を向けて歩き出す
「奢ってもらっちゃったね〜」
『うん』
「で、マネージャーやるの？」
『やらないよ。猫又監督戻ってきてないし』
「戻ってきたらやるんだ」
『……』
「バレーボール好きなのに、なんでやらないの？」
純粋に疑問に思っている千代に私は前を見据えた
確かにバレーボールは好きだ。でも、それとはまた違うなにかがある
『なんでだろ』
「わかんないの？」
『うん…多分、あの時以上を勝る興奮するなにかがないから、かな』
「あの時って、小さな巨人？」
『…うん。見てて、鳥肌がたったから…』
「ふーん…小さな巨人か…いつか会えるといいね」
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紅 - いつも楽しませてもらってます！4話夏なのですが、黒尾が3年と言っている所があります。見間違いであればすみません！ (3月14日 23時) (
レス) @page30 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - もちだんごさん» ひゃー！すみません！ご指摘ありがとうございます！！また修正します！これからもよろしくお願いします！ (3月11日 19時) (レス) id: c458529519 (このIDを非表示/違反報告)
もちだんご(プロフ) - いつも楽しみにしております！5-2話なのですが、本編の一年前であるはずなので夜久さんは3年ではなく2年なのではないかと思います。勘違いであれば申し訳ございません！ (3月11日 17時) (レス) id: 993fbeabfe (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 続きが気になる…！楽しみにしてます！ (2月29日 23時) (レス) @page13 id: bbca191512 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2月29日 11時) (レス) @page12 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2024年2月28日 9時
