14話 新たな出会い ページ4
兄妹弟盃を交わした日から、少し経った日
『ルフィ〜』
「なんだ？」
『あそこの棚からお皿を取ってくれない？』
「おう、いいぞ！」
ルフィは腕を伸ばして棚からお皿を取ってくれた
『ありがとう、はいご褒美』
「おお!!! ありがとう!!!」
ルフィに一口のチョコレートをあげると、ルフィはすぐに口の中に入れた
「うめェ!!!」
『フフフ、良かったね』
「おう！ありがとう、セレナ!!」
ルンルンのルフィは、そのまま外に出て行った
好奇心旺盛なルフィは、いつも元気で外に出かけていく
下ごしらえもしたし、私も外に行くかな
と、その前に
部屋に戻って私はテーブルの上の隅にある小さなノートを手に取る
肌身離さず、ずっと持ち歩いているのは日記
プロミナル島での思い出や、ここでの思い出を綴った大切な日記
よくここまで書いてきたと思う
『よし』
今日のことをペンで書き留め、ノートをしまい部屋を出る
「セレナ、何してたんだ？」
『ちょっとね』
サボに声をかけられて適当にはぐらかした
「セレナ、今日も街に出かけるぞ」
『うん』
端町にやってくると、案の定チンピラや不良が絡んでくる
「オリャァ!!!」
ｶﾞﾝ!!!
「ぶふっ!!」
『ルフィ！』
顔面を殴られたルフィは「痛ェ!!!」と鼻を抑える
「てめェ、ルフィに何すんだ!!!」
「バカエース、逃げるぞ!!!」
『ルフィ、行くよ!!!』
「痛ェ…！」
サボがエースを、私がルフィを担いで金目のものを奪って逃げる
中間の森まで戻ってくると、ルフィとエースを下ろす
「おいサボ、なんで止めるんだよ!!!」
『ルフィ、ちょっと見せて』
「おう」
「バカ言うな。あのままだとお前、力任せで殴ってただろう」
ルフィの鼻を見ると、ただ鼻血が出てるだけでそこまでの傷ではなかった
さすがは悪魔の実の能力者
『ルフィ、これで鼻を抑えててね』
「おーー」
ハンカチでルフィの鼻を抑える
『えーと、絆創膏と固定テープはと』
ポケットの中を探ってみるけど、なかった
『救急箱持ってくるから、待っててね』
ダダンさんの家まで走って戻り、救急箱を取りに帰る
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サッカーバカ(プロフ) - コトナさん» 泣ける作品になれてよかったです！ (2019年8月17日 5時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
コトナ - この部分とっても泣きました。 (2019年8月17日 0時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！だいぶ更新早いですが、よろしくお願いします (2019年5月22日 15時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます！!今後も続きが楽しみです!! (2019年5月21日 2時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月20日 23時
