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「兄妹弟ということは、セレナ…お前さんも入っとるんじゃな？」
『え？』
「セレナもおれ達の兄妹弟だ!!!」
「バカ!!!」
ルフィの口元を慌ててエースが抑えるけど、時すでに遅し
「セレナ〜…」
『え、え!?』
おじいちゃんの背後から禍々しいオーラが見える
「お前たち…」
4人「ひっ…」
「そこになおらんかァ!!!」
4人「ギャーーー!!!?」
おじいちゃんに追いかけられ、私たちは森の中へ逃げ込んだ
一人一人ターゲットにされ、おじいちゃんに愛ある拳を見舞われそうになる
エース、ルフィ、サボは、おじいちゃんの愛ある拳を受けてしまった
『痛そう…』
私は先に木の上に逃げ込み、おじいちゃんたちが3人を追いかけているのを見届ける
「セレナはどこじゃァア!!!」
(ひえっ…)
おじいちゃん、怖いよ
「セレナ〜…」
『サボ』
そこには大きなたんこぶを作ったサボの姿があった
『大丈夫？』
「大丈夫だったら、こんなでけェたんこぶ作らねェよ」
『だね』
ルフィとエースがおじいちゃんに追いかけられているのを2人で見る
「あのジイさん、おっかねェな」
『私も、初めておじいちゃんに追いかけられた』
これから苦労しそう…
「セレナはさ」
『？』
「海に出たら、本当に海賊にならねェのか？」
『……。』
海賊、か
『ならない。なりたくない』
「っ……」
サボの顔が歪む
『お母さんとお父さん、フィニやみんなの命を奪った海賊に、私はなりたくないの
でも、3人が立派な海賊になったら…、その時はファン1号として、会いに行くよ』
「ハハッ」
『私、みんなが大好きだもん。海賊になったみんなに、絶対に会いに行くよ』
「楽しみだな」
その後、おじいちゃんに見つかって
私は拳を1回、ルフィとエースとサボは5回ずつ殴られた
おじいちゃんが家の中で休んでいる中
私たちも部屋で布団を引いて眠っている
「なァ」
「なんだ、エース」
「このままだとおれ達は、海賊になる前にジジイに殺されちまう」
「おれ、いやだぞ!!?」
「バカっ！」
『でも、どうするの？』
私がエースに聞けば、エースはニィッと微笑む
「決別の時だ、兄妹弟!!!」
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サッカーバカ(プロフ) - コトナさん» 泣ける作品になれてよかったです！ (2019年8月17日 5時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
コトナ - この部分とっても泣きました。 (2019年8月17日 0時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！だいぶ更新早いですが、よろしくお願いします (2019年5月22日 15時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます！!今後も続きが楽しみです!! (2019年5月21日 2時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月20日 23時
