19話 おじいちゃん、再来 ページ19
セレナside
幸せな日々が続いた
とても幸せで、幸せ過ぎる日々
森の中に入っては猛獣と戦って、ご飯を調達して
森の中にあるキノコや食材をとっては危険なものに出会ったり…
「しっかし、海賊になる時1番困るのはめしだよな」
「ああ」
「どうする、おれ達海に出たら野垂れ死ぬかもしれねェぞ」
「そんなのやだぞ!!? おれ、セレナのめし食いてェぞ!!!」
「セレナ、海に出る時おれのコックになんねェか？」
「エース、ずりィぞ！」
「セレナはおれの船に乗るって決まってんだよ!!!」
「ヘェ〜？サボ、お前はそんなにセレナを連れて行きてェのか？」
「そ、そんなんじゃねェ!!!」
『え、そうじゃないの？』
サボの近くに座って反応すれば「え、あ、いや!!!」と慌てるサボ
「そ、その…お、おれがもっと強くなったらセレナを迎えに行くよ!!!」
「おーおー、その間、しっかりセレナをキープしとくんだな」
「エース、てめェはいちいちうるせェんだよ!!!」
ギャーギャー騒ぎまくるサボ
そんな私たちの後ろにギラリと光る目
『あ』
「ほォ…。お前たち、まだ海賊になりたいなととぬかしておるのか」
2人「……!!?」
「エース、ルフィ!!! お前たちは海賊になどならせんぞ!!!」
2人「ギャーーー!!?」
ルフィとエースを追いかけ始めたおじいちゃん
どこから来たんだろう
「セレナ、あのジイさん誰だ？」
『ルフィとエースと私のおじいちゃんだよ』
「え、セレナも？」
『おじいちゃんが言ってるだけなんだけどね』
「そ、そうなのか」
ボロボロになった2人が、こちらに戻ってきた
「ルフィ!! エース!! お前たちは将来、立派な海軍になるんじゃ!!
海賊になんぞ、なるんじゃない!!!」
「うるせェ!!」
「ジジイになんか、命令されねェ!!!」
「おいお前ら、やめとけよ」
サボが間に入って止めに入る
「サボもなんとか言ってくれよォ!!!」
「なんとかって…」
「サボも海賊になるんだろ!!?」
「わっ、バカ!!!」
「何ィ？」
おじいちゃんの眉がピクッと動いた
「お前も…海賊になると言うんか？」
「い、いや……」
「そうだぞ!!!」
(ルフィ〜〜〜〜!!?)
「ほォ？」
「サボはおれ達と兄妹弟盃を交わしたんだ!!!」
言わなくてもいいことまで言ってしまったルフィ
「ということは、わしにしごかれたいアホが増えたわけじゃな？」
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サッカーバカ(プロフ) - コトナさん» 泣ける作品になれてよかったです！ (2019年8月17日 5時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
コトナ - この部分とっても泣きました。 (2019年8月17日 0時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！だいぶ更新早いですが、よろしくお願いします (2019年5月22日 15時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 続編おめでとうございます！!今後も続きが楽しみです!! (2019年5月21日 2時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月20日 23時
