27話 きょうだいの再会 ページ14
『おいおい…』
「！」
『気を抜くなって、何度言えばわかるんだよ…お前ら』
ズァッと突然現れた地面からの鋭い棘のようなものが、敵を吹っ飛ばす
コツン、コツン、と静かに踵を鳴らしながら現れた影は静かにルフィ達の前に立ち、影と横並びに立つ
「……なんだ、お前ら…カイドウの敵には見えねェな」
「なにって、ヒーロー以外に何があんだ？」
「ん？」
その時、4人の影の奥で爆風が起きる
ブワッとローブが大きく翻り、フードが外れた
「お」
「あ？」
「あっ」
『わ』
「え」
紅白の頭、金髪の特徴のある髪、緑のもさもさ頭、そしてサラサラと長い茶髪
紅白頭の青年は、左目に火傷を負うオッドアイを持つ男
金髪の青年は、赤い瞳を持ち目つきを鋭くさせる人相の悪い男
緑のモサモサの青年は、大きな瞳をキリッとさせるそばかすの男
そして、茶髪の女は、青い瞳を輝かせて静かに前を見据えて挑戦的な笑みを浮かべている
その女の顔を、ルフィたち麦わらの一味はよく知っていた
『久しぶりだね、ルフィ』
「青子…」
「「えぇ〜〜〜〜っ!!!?」」
にっこりと微笑み、ローブを落とした女、ルフィの義理の姉の青子に、一味は驚いた
自分の世界に帰ったと言っていたのに
どうしてこのワノ国に
『我が国日本、トップヒーローのショート、大・爆・殺・神ダイナマイト、そしてデク
計3名で総勢3万人の兵力を持つヒーローを連れて参上!!』
「おい、俺1人でも3万の力だわ」
『はあ？万年私に勝てないクセに何言ってんの？』
「ぐぬっ」
「いやぁ…ここまで苦労したよ…潜入しても麦わらの一味と絶対接触しちゃうから、バレるんじゃないかってハラハラしたし」
「まあ、なんとかバレずに来れたみたいだな」
『顔バレは爆豪だけだしね』
「チッ…」
「青子…なんで…」
『ん？弟の大変な時に、お姉ちゃんが来ないのはおかしな話じゃない？』
「…ははっ」
嬉しそうに笑ったルフィ、そして一味の人間は青子に飛びついた
久しぶりの再会を喜び、そして即戦力となるヒーロー3人を連れてきてくれた
『ごめんね、すぐに教えてあげれなくて。私もこの国については何にも知らないから、正体明かすにも明かせれなくてさ〜』
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レナ(プロフ) - この作品の続きが気になります！更新お願いします！！ (2月19日 23時) (
レス) id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)
みきぃ - 作者様の作品、全部拝見しました！続きが楽しみです！ (7月3日 1時) (レス) @page15 id: a1b1a8e793 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (5月29日 17時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2023年5月21日 10時
