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「………………………!!」
“エ〜ス〜!!! おれは死んでも救けるぞォオ!!!”
“ 余計なお世話は、ヒーローの仕事なんだよ!!! ”
“お前を傷つけた奴ァ、誰1人生かしちゃおかねェぞ、エース!!”
“待ってろ!!! 今助けるぞォオ!!!”
「………どうした」
「……………」
奥歯を噛み締め下を向いていたエースは、少しずつ顔をあげ前を見据えた
「…もう、どんな未来も受け入れる。差し延べられた手は掴む…!! おれを裁く白刃も受け入れる……もう、ジタバタしねェ。みんなに悪い」
鳴り止まない砲撃音、倒れゆく人々、それらを無情にも足蹴にして前へと突き進み、エース奪還のために動き続ける
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
『！』
懐に入れていた電伝虫が鳴き始め、取り出して『はい』と応答すると《青子》とオヤジさんの声が聞こえてきた
おい、こんなとこでも念波は繋がるんかい
『どうしたの？』
《今、おれの仲間を湾岸にいる軍艦を襲うように指示した》
『ん？あぁ、そう』
《言いてェこと、わかるか？》
『……まあ、なんとなくは…あの準備ってやつでしょ？』
多分だけど、センゴクは何か考えがあって準備ということを漏らした。しかも故意に
『どんな罠が来ようと、構わないさ』
あんな悪夢に比べれば、可愛いもんさ
「ジンベエ、てめェがいる限りゾンビ兵は使えねェようだな。小癪なマネしやがって…!!!
さァ、おれの力となれ海兵の影ども!!!」
『うわぁ…クソだな、相変わらず…』
「キシシシ!! てめェの影も貰うとしよう!!! ジンベエ!!!」
「でかくなった…」
「一生暗い海の底で暮らすがいい!!!」
「進め!!」
「おう!!」
『ここは任せた』
モリアの相手をジンベエに頼み、私はルフィと共に前を向いて走った
「影をよこせ!!!」
「「魚人空手」!! “鮫肌掌底”!!! “鮫瓦” “正拳”!!!」
「うぬ!!?」
ジンベエの拳に、モリアは崩れた
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2023年3月1日 11時
