53-3 ページ45
「今、確かに弟と姉だって」
「じゃ、あいつらもロジャーの!?」
「エースが生まれて両親とも死んだんだぞ!! 弟も姉もいるわけねェ!!!」
海兵どもに飛びかかりながら前に進んでいく
「いけェ、ゾンビどもォ!!!」
『!!?』
モリアが出したゾンビ兵が飛びかかってきたその時、横から水柱が真っ直ぐと出てきてゾンビ兵たちを濡らし倒してしまった
「海水!!? な…」
「塩に弱いんじゃったのう、モリア！お前さんのゾンビ兵は」
「ジンベエ!!!」
『いや〜…元七武海ってのは、全く…便利』
「お前さん…もしやと思っておるが…元いた仲間たちからは、性格が悪いと言われておらんか？」
本気で心配してくるジンベエに『あ、全然』と営業スマイルとともに手を左右に振ってみるが、「嘘じゃな」と見破られた
《なにをしてる、たかだかルーキー1人に戦況を左右されるな!!!》
『いやあさ〜。ヒーローってのは、過程がゲスければゲスになっちゃうのよ〜』
「うおっ、青子！後ろ!!」
『はいはい』
巨人と思わしき海兵が、棍棒を振りかざしてくる。それ。簡単に避けながら棍棒に向かって片足を振り翳し、そのまま振り下ろす
《その男もまた未来の「有害因子」!! 幼い頃、エースとともに育った義きょうだいであり、その血筋は「革命家」ドラゴンの実の息子だ!!!》
「「!!?」」
「
『あーあ、バレちゃったよ、ルフィ！』
「ん？ああ、いいさ」
ボカァンと棍棒を粉々に砕き、海兵を1発でノックアウトさせ後ろに控えていたルフィに振り返りながら言うと、慌てた様子もなくどーんと構えていた
「今更何も驚きはしない」
「そうか、それめ革命軍のイワンコフも協力を!! 合点がいったぜ」
「そうじゃったのか…」
「…これで、ローグタウンの謎が解けた…」
「構わん…もう隠す意味もないわい…ルフィは、すでにそんなレッテル、物ともせんほどの無法者……!!」
巨人の海兵を倒した後、処刑台に鎖で繋がれているエースを見る
「エ〜ス〜!!! 好きなだけなんとでも言えェ!!! おれは死んでも助けるぞォオ!!!」
『だてにあんたよりも場数積んでねぇんだわ。こちとら、世界最悪の巨悪と戦って一度死にかけた人間だ。今更なにも、怖くなんかない!!! あんたを救けて、完全勝利してやる!!』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2023年3月1日 11時
