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「なんだ、あの面子は!!!」
「助けに来たぞ〜〜〜〜!!!」
『さあ、可愛い弟返してもらおうか』
「さすがに総戦力!! ハンパじゃナッシブルね!!!」
「ガープ、また貴様の「家族」だぞ!!!」
「ルフィ〜〜〜〜!!!!」
大破した軍艦の上に立ち、海水で濡れた髪の毛をかきあげただ前だけを見据える
「ん？クロコボーイは？」
その時、クロコダイルが白ひげのオヤジさんを狙っていた
「久しぶりだな、白ひげ」
ﾄﾞｶﾝ!!
『ふざけるなよ、三下』
首を狙っていたクロコダイルの左手を思い切り蹴り飛ばす
足は海水で濡れているから、奴の体を実態として捉えることができている
「おれとお前らの協定は達成された。なぜお前が白ひげをかばう」
『なぜ？この人がエースの父親となってくれた人だからだ。他に理由なんている？』
「青子!!」
「…………グラララ、相変わらずだなァ」
「青子！大丈夫か!?」
駆け寄ってきたルフィが私の横に立ち、クロコダイルを睨む
「小僧、その麦わら帽子…“赤髪”が昔被ってたやつによく似てるな……」
「おっさん、シャンクス知ってんのか！これ預かってんだ、シャンクスから」
「2人して、兄貴を助けにきたのか」
「そうだ!!」
『じゃなきゃ来ないよ』
「相手が誰だかわかってんだろうな。おめェらごときじゃ、命はねェぞ!!」
「うるせェ!!! お前がそんなこと決めんな!!! おれは知ってんだぞ、お前海賊王になりてェんだろ!! “海賊王”になるのは、おれだ!!!」
((え〜〜〜〜!!?))
ドーンと構えて言うもんだから、全員が驚き冷や汗を垂らしまくる
我が弟ながら、四皇と名高い男にすらこうやって張り合えるとは本当に恐ろしいものだ
「……クソ生意気な。足引っ張りやがったら、承知しねェぞハナッタレ!!!」
「おれはおれのやりてェようにやる!!! エースはおれが助ける!!!」
((“白ひげ”に張り合っとるーー!!!))
「で、青子…お前ももちろん参加だろうが…死ぬぞ？」
『それが怖くて、ヒーローなんかやってられるか
こちとら、もっと酷い戦場や現実、最悪な未来を見たんだ。死なんか怖くない』
自分の心臓部分に手を触れながら『大丈夫』と笑ってオヤジさんを見上げる
『死ぬことを計画になんか、いれないから』
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2023年3月1日 11時
