50-2 ページ37
ロジャーが投獄された際、自分の子どもがこれから生まれてくるから任せたぞと託してきたこと
生まれてくる子どもに罪はない
だから頼むと
バテリラでのロジャーの行動から、彼の子どもがここにいると踏んだ海軍だったが、母親のルージュはそれをひたむきに隠し続けた
そして
「オギャー」
「……女の子なら「アン」男の子なら「エース」……
彼がそう決めてた…この子の名は「ゴール・D・エース」彼と、私の子…」
「オギャーオギャー」
エースを産み落としたルージュは、そのまま息を引き取った
赤子を引き取ったガープは、自身の孫がいる東の海のフーシャ村から山へと入ったところで住む山賊へと押しつけた
「ダダン!?」
「そうじゃ、今日からそこで暮らせ」
「こいつらと一緒に暮らすんじゃ、仲ようせい！」
「う」
だから
『聞いてよ、ガープさん。エースったら、この間ね』
「あっ、てめっ青子!! それは言わねェ約束だったろうが!!」
『いやー、あれは言うべきことだし〜？』
「あはははは！」
幸せそうにしていた
「2年前か……お前が母親の名を名乗り、「スペード海賊団」の船長として卓抜した力と速度でこの海を駆け上がっていった時、我々はようやく気付いたのだ
…ロジャーの血が絶えていなかったことに!!
だが、我々と時を同じくしてそれに気づいた“白ひげ”は、お前を次の“海賊王”に育て上げるべくかつてのライバルの息子を自分の船に乗せた…!!》
「違う!!! おれがオヤジを“海賊王”にするためにあの船に…」
《そう思ってるのはお前だけだ。現に我々がうかつに手を出せなくなった。お前は“白ひげ”に守られていたんだ!!!
そして、放置すれば必ず海賊次世代の頂点に立つ資質を発揮し始める!!!
だからこそ今日ここでお前の首を取ることには、大きな意味がある!!!
たとえ、“白ひげ”と全面戦争になろうともだ!!!》
幸せそうだったから
「センゴク元帥!! 報告します!!「正義の門」が誰の指示もなく開いています!!!
動力室とは連絡もつかず…!!」
「なんだと!?」
その時
現れる
「来たぞォーーーー!!!」
「全員、戦闘態勢!!!」
「突如現れたぞ、一体どこから!!?」
エースを救わんとする彼らが
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2023年3月1日 11時
