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その時、ボゴォンと上から瓦礫が降ってきたのと同時に顔の大きな人間が降ってきた
「え!!? イワちゃん!!?」
「ど…どうやら間に合っタブルね、ガク…」
「後頭部強打につき気絶したァ!!」
気絶したイワンコフに、囚人たちは嬉しそうに叫ぶが現状は変わらずまずいものだ
「麦わら!! 異端者からだ!!」
「ん!?」
《ルフィ、来た?》
「来た!! まだアイツに追われてんだ!! もうすぐ出口に行き止まっちまうよ!!」
《ごめんね、艦は一隻奪ったんだけどそっちにすぐには行けない距離なの。でも、止まっちゃダメ
そのまま海へ飛び出しな、全員海へ突き落としても構わない》
「「何言ってんだコラ、異端者!!! ここは“
《大丈夫、私を信じて。そのあとのことは、ジンベエが引き受けてくれる》
「…わかった!!」
《ん、いい子》
ガチャリと電伝虫との通話を終えたルフィは「言う通りにするぞ!! “3”、もっかい力貸せ!!」と言い、マゼランに向き直った
「正気カネ!? 海へ飛んだら死ぬに決まっとろうガネ!!
あいつはこの世界の異端者だ!! ジンベエも政府の手先だ!! 信用できんガネ!!! あの魚人野郎」
「あいつはエースの友達だ。おれは信じる!!!
だってよ、青子が信じろって言ってんだ、やるしかねェ!!」
呆れた理論にMr.3はぐぬっ…と歯噛みする
「海へ?出られるもんなら出てみろ!! あたり一面海王類の巣だ!! “地獄の審判”!!!」
「“ギア
「“特大サービスキャンドル
「“ゴムゴムの
Mr.3が作り出した大きなロウの壁を、ゴムで大きくした足で蹴り飛ばしたルフィは、そのままマゼランを押し返した
「イワちゃん、イワちゃん、起きろーーーっ!!!」
「ぬはっ!! なに!?」
「あれやってくれ、ウインク!!!」
「ヴァナタ、誰!!? いいわよ」
「考えが及ばん…!! 軍艦もなく海へ出ても助かる術などないぞ…!!! とにかく行かせん!!!」
「全員、顔面にしがみつけー!!」
囚人たちが巨大化したイワンコフの顔に張り付くと、「“
「“
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2023年3月1日 11時