元殺し屋はヒーローから海賊へ3【頂上戦争編】 (ページ26)

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ーインペルダウン内ー

「この毒(・・・)は、“禁じ手”…!!
インペルダウンそのものを破壊しかねない」

「ヤバイヤバイ、逃げるんだガネ麦わら!!!」

「“ゴムゴムのスタンプ”!!!」

「無茶だガネ!! もうそいつにロウは効かん!!!」

Mr.3の言葉通り、マゼランの毒はロウを侵食しルフィへと迫る

「ドルドル解除!!」

「ぐわ!! 危ねェ!!」

「“毒の巨兵(ベノムデーモン)” “地獄の審判”」

「うわあァアァ〜〜〜〜!!!」

「とにかく逃げろ!!!」

マゼランの放つ強力な毒は囚人たちを飲み込み、麻痺させ命を奪っていく

「ロウだろうが石だろうが…まるで毒が感染するように、どんどん広がっていく!!」

「くっそ〜。これじゃ、ドルドルのヨロイも全然意味ねェな!!」

ーインペルダウン「正面入口」ー

「麦ちゃんたち、どうなったかしら……!! 軍艦はドゥー!?」

「砲撃音は聞こえるけど…!! 霧の向こうで何が起きてるかは…!!」

「きっと、あいつら「軍艦」一席間違いなく奪ってきてくれるとは思うんだが…」

「なんせ距離がある!! 奪って…そして艦をここまで回す時間を考えると…」

「マゼランがここへ来ちまう方が早ェんじゃねェか!!?」

「“麦わらのルフィ”は強ェけどよ…!!
あの底知れねェマゼランをそうそう長く足止めできるもんじゃねェだろ!!?」

「急いでくれェ!! ジンベエ〜!! 異端者〜!!!」

ー軍艦ー

「海へ落とせ!! 艦を渡すな!!」

『誰が、誰を、落とすの？』

「ぎゃああああああ!!!」

海兵たちを薙ぎ払っていくクロコダイル、Mr.2、青子たちの乗る軍艦に向かって砲撃しようとする他の軍艦へ、海が味方をする

「あれは!! さっきの……!!」

海からまるで水の柱のようなものが浮かび上がると、そのまま軍艦の甲板を飲み込んだ

「しまった、火薬が濡れた!!」

「ジンベエか!!! 他の砲台からアイツを撃てェ!!!」

インペルダウン海上1階「正面入口」

同階(フロア) 艦を待つ囚人たち

「おい、みんな、いるかーーーーーっ!!!!!?」

「麦ちゃんの声!!!」

「逃げるぞーーーーーっ!!!! 軍艦はあるかァーーーーっ!!!?」

「「なんかスゲェのに追われてるぞォ!!!」」

「麦ちゃん、それが乗る艦がまだないのよーーう!!!」

「え〜〜〜〜!!?」