42話 上へ、上へ ページ15
ー海上ー
「インペルダウンで今、かつてないほどの囚人たちの暴動が起きているそうだ…!!
主犯はモンキー・D・ルフィ…夜神月青子…
よく見ておけ、“最期の空”……」
「………………」
「処刑台の上で、枷をはめられたらもう二度と、空は仰げない」
青い空に白い雲、カモメが飛んでいる空を見上げる血まみれのエースは、ただただ無言でいるばかりだった…
ーLEVEL4 焦熱地獄ー
青子side
「カニちゃん!! LEVEL3へいく階段はどっちだ!?」
「左へ!!」
『邪魔だ、クソが!!!』
ボグッと殴りつけて進んでいき、暴動を起こしながら上のフロアへと向かっていく
たとえ何があったって、ここで死ぬわけにはいかないのだ
鍵を開けて、囚人たちを外に出してどんどん前へと進む中、ブルゴリたちや看守に獄卒たちを相手に進む中、顔だけ巨大化しているイワちゃんが楽しげにウインクした
「巨大化じゃナショブル!! “顔面成長ホルモン”!!!」
『なんでもありじゃん…』
「“
バァチコヴァロンヌ!!! という、なんとも訳のわからない衝撃と共に吹っ飛ぶブルゴリたち
「麦わらボーイ!! 青子ガール!! ヴァナタたち、立ち止まっちゃダメよっ!!
後ろのことは、ヴァターシたちに任せて！どんどん前へ!! どんどん上へ!! 進みなさい!! お行き!!」
「うん、わかった」
『ありがとう!!』
イワちゃんの言葉の通りに前へと進んで走っている中、後ろから叫び声が聞こえてきた
「獄卒獣だァ〜!!!」
「3人もいるぞ!!!」
「ルフィくん、青子くん、行くぞ!! わしが補佐する!!
「そうか!? 充分、強ェのに!?」
『そんなことより、どうする？後ろの奴ら、全員やられてる』
激しい悲鳴の声と、殴る音が響き渡り、後ろを見れば足を止めて戦いたくなるような光景が広がる
前を見据えて走っていくのも、耐えることができないほどに…
ニューカマーたちや、囚人たちまでもが、血を流して倒れていく
「青子!!」
『わかってる!!』
「ギア“
「魚人空手“五千枚瓦”」
「“
「“正拳”!!!」
「“
『エグいて』
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2023年3月1日 11時
