10-2 ページ41
NO side
時を少し遡り、ここ東の海“プロミナル島”
この島は、平和そのものであった
「ハァッ！」
『ハァッ!!!』
風は東、島は至って平和である
「ハァッ！」
『キャアッ!!』
ﾄﾞｻｯ！
「セレナ、それでは強くはなれないぞ」
『だってお父さん』
プロミナル島とに住む1人の少女
セレナである
「こォら!!」
ｶﾞﾝ！
「痛!!?」
「セレナにそんな風に言わないでください！」
『お母さん』
父の頭に手刀を入れたセレナの母
「しかしだなァ…」
「セレナは女の子らしく生きていればいいのよ」
『フフフ、お母さんには頭が上がらないものね』
「全くだよ」
ハハハ！と大きく笑う父にセレナは『お父さんったら』と、セレナは笑った
「さァ、セレナ。街に行ってお買い物をしましょう」
『街へ!?』
「えぇ」
『行きたいわ、お母さん!!』
嬉しそうにはしゃぐセレナに「セレナ〜!!!」と隣の家の窓から声をかけられる
『フィニ!!』
「セレナ、今から父さん達がお茶をするんだって!!
セレナも来ないか!?」
『お茶!?』
「セレナの大好きなチョコレートケーキもあるぜ!!!」
『チョコレートケーキ!!?』
「なんたって、今日の3月31日はセレナの誕生日だからな!!!」
『でも、お買い物にも行きたい』
「なら、おれも行くからその後にお茶をしようよ!!!」
窓からそう提案したフィニに、セレナは『本当!?』と顔を明るくさせた
「でも、フィニ。あなたもやる事が」
「おれよりも、今日の主役はセレナだよ。
父さんも母さんも、街のみんなも村のみんなもセレナのお依頼を楽しみにしてるんだ!!!」
「フィニがいいなら、甘えようじゃないか」
「そうね」
セレナの両親は頷くと、セレナの背を押した
「フィニと行って来なさい」
「私たちは後から行くわ」
「フィニ！」
「はい？」
「セレナをお願いできるかしら？」
「お任せ下さい!!!」
にひっと笑ったフィニは「早くセレナ!!!」と手を振る
『わかったわ、すぐに準備するから待ってて!!』
「ゆっくりでいいからね」
家の中に入って準備を始め、家を出る
『お母さん、お父さん。行ってきます』
「ああ」
「気をつけてね、2人とも」
『うん！』
「セレナ〜」
『はーい！』
手を振って両親と別れたセレナは、フィニとともに街へと向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうございます！！！！！セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月20日 13時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！ワンピース…！！幼少時代大好きなので嬉しいです！セレナちゃん…！またまた可愛い名前の夢主ですね！素晴らしきネーミングセンスに乾杯！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！！！！初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月16日 22時
