8話 私の故郷の友達 ページ32
当たり前のような日常を過ごしている
やっと海賊貯金集めに参加できるようになった
条件として、私はサボとエースのどちらかと必ずいることとなった
もしくは、海賊貯金の見張りとして留守番する
それで、今日は
『留守番は暇だって、前に言ったのにィ』
ぷくーっと頬を膨らませながら、海賊貯金集めに向かった3人の帰りを待つ
『せめて、ルフィだけでもいてくれたらいいのに』
ルフィはサボとエースの後をついて行って、私はお留守番
今度、無理やりにでもついて行ってやる
私だって強くなるんだもん
「セレナ〜!!!」
『帰って来た!!!』
遠くの方からエースの声がした
『遅いよ〜!!』
「悪ィ悪ィ!!」
「チンピラが多くてさ」
「セレナ〜」
『おかえり、ルフィ』
抱きついてくるルフィを抱きとめ、頭を撫でる
フフフ、可愛いなァ
「……」
「なんだ、ヤキモチか?サボ」
「え!!?」
「まァ、ルフィがセレナのことを大好きなのも、セレナがルフィを気に入ってるのも、今に始まったことじゃねェけどな」
「べ、別におれは…」
「照れるなよ、サボ」
「2人とも、何言ってんだ?」
『わかんない』
『わァ…、今日は大量だね』
「ああ」
袋いっぱいに入っているお金や宝石のついたアクセサリー
『よくこれだけ集めてくるね』
「まァな」
海賊貯金を木箱に移し、見つからないように隠す
『でも…、食い逃げはどうかと思うよ』
「仕方ねェだろ」
「腹減っちまうんだから」
「ああ」
『私、3人のそういうところ好きだよ』
全く周りの迷惑を考えずに突っ走るの、3人だもんね
「それより、今日はゴミ山でこんなの拾ったんだぜ」
エースがそう言ってポケットから、「ホラ」と笑って見せて来た
『エース、これは?』
「わかんねェ」
『わかんないのに拾って来たの?』
「ああ」
当たり前だ、とでも言いたげな顔つき
何だろうこれ
『あ』
「セレナ、知ってるのか?」
『うん』
小さい頃にお父さんが見せてくれたのと同じもの
『これ、ステンドグラスって言ってね。
色んな着色のガラスを組み合わせて、模様や画像などを表した板ガラスなの
多分これは、ステンドグラスの一部だと思うよ』
光に当たってキラキラと輝くステンドグラスの破片
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サッカーバカ(プロフ) - チョコ&ピーナッツさん» ありがとうございます!!!!!セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします! (2019年5月20日 13時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ&ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます!!ワンピース…!!幼少時代大好きなので嬉しいです!セレナちゃん…!またまた可愛い名前の夢主ですね!素晴らしきネーミングセンスに乾杯!これからも頑張って下さい!! (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!!!!!初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2019年5月16日 22時