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セレナside
「な、何言ってんだよセレナ!!?」
サボ君が驚いた顔で慌ててこちらに歩いてきた
「お前っ、怪我してるんだぞ!?」
『こ、これくらい平気だよ』
「平気なわけあるかよ!!!」
ムギュッッと頬をつねられる
痛い…
『女の子だからとか、怪我のせいだからとか、関係ないと思うの』
放された頬っぺたをさすりながらそう答える
『女の子だって強いし、私、強くなりたいの』
守りたいものを全部守れる、そんな人になりたいから
「…………」
「んじゃ、やるぞ」
「エース!!!」
「なんだよ、ソイツがやるって言ったんだぞ？」
「け、けど」
『大丈夫！』
両手を握る
『私、どんな相手にも負けないように強くなる!!!』
「ってわけだ」
「…ハァ…」
ーーーーー
ーーー
ー
「ホントにやるのかよ」
「当たり前だろ」
『うん！』
広い場所でエース君と向き合う
「止めても聞かねェし」
「おいサボ、合図出せ」
「へいへい」
「セレナ」
『？』
「これ使えよ」
『わっ！』
サボ君から渡されたのは
『鉄パイプ？』
「おれの。貸してやるよ」
『ありがとう』
持ちやすくて軽い、これ使いやすいかも
「2人とも、準備は？」
「いいぜ」
『私も！』
「じゃあ…、始め!!」
サボ君の合図と同時にエース君が走ってくる
鉄パイプを振りかざしてくる
私は後ろに飛び退いた
ｶﾞｷｨｨﾝ！
「おらァ！」
『くっ…！』
エース君の鉄パイプを、サボ君の鉄パイプで受け止める
力技だと負けちゃう…！
だったら…！
ﾄﾞﾋｭｯ
「は!?」
「セレナ!?」
(頭を働かせればいい!!!)
エース君の前まで走り、エース君が鉄パイプで突いて来ようとするのを見て、すぐに飛び上がりエース君の後ろに立つ
「っ!?」
ﾄﾝｯ
『チェックメイト』
「……!!?」
エース君の背中に鉄パイプの先を、チョンと当てる
「……そこまで！」
「……!!?」
バッ！と後ろを振り返るエース君は、目をパチパチとさせて驚いている
『サボ君、鉄パイプ貸してくれてありがとう』
「おう！
それより、セレナ凄いなァ!!!
どうやって動いたんだ？」
『動き方とか、戦い方はお父さんから教わったの』
「ヘェー！」
「……クソッ」
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サッカーバカ(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうございます！！！！！セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月20日 13時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！ワンピース…！！幼少時代大好きなので嬉しいです！セレナちゃん…！またまた可愛い名前の夢主ですね！素晴らしきネーミングセンスに乾杯！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！！！！初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月16日 22時
