7話 私の故郷 ページ30
「セレナ」
『なぁに？』
今はサボとエースの150戦を見ている
「セレナはなんでここにいるんだ？」
『え？』
ルフィの悪意のない質問が、私の笑顔を凍り付けさせた
『え、と』
ルフィから目をそらして、どう答えるか考える
『私ね、住んでた島から海に出て気がついたらこの島の海岸に流れ着いてたの』
「そうなのか!?」
なんともびっくりしたルフィは、大きな口を開けて目を見開いている
『うん』
「どこから来たんだ!?」
『えーとね、お花が綺麗に咲いてて、みんなが幸せに暮らして
「そうか!!」
『うん』
自分のことのように嬉しそうに笑うルフィ
「セレナの故郷は、そんなにいいところだったのか」
エースが私とルフィの前に立つ
『うん。花や緑がとても色鮮やかで、とても幸せだったよ』
「なのに、なんで島を出たんだ？」
『あ……』
サボの言葉を聞いて、心臓が痛くなった
『海に出たくなっちゃって』
あはは、と笑ってごまかしてそう言えば3人は、「変なの」と笑っていた
「いつか行ってみてェな、セレナの故郷」
「海賊になった時、1番にセレナの故郷に行ってみようぜ」
「いいな、それ!!」
『フフフフ…。』
夢見る3人に、私は微笑んだ
そうそう、150戦は4人参加
私も強くなるために参加してる
毎日してるけど、ルフィは私たちに完敗してる
私たち3人は、勝ったり負けたり、その日によって勝敗がまちまちだった
「セレナには負けたり勝ったりだなァ」
『私も、2人には勝ったり負けたりだよ』
「まァ、勝てたらいいんだよ」
『なんか悔しい』
「はははっ！」
たわいもない会話が、私にとっては全てが幸せで嬉しくて
「セレナ〜〜」
「晩メシの調達行くぞ」
『はーい』
幸せすぎて、顔が緩みっぱなしなんです
「トラ、今回は楽勝だったな」
「だな」
「トラめしうめェよな〜〜」
『ルフィはどんなご飯でも美味しいんでしょ？』
「おう！」
トラを引きずりながらダダンさんの家に向かう
「今日は丸焼きだな」
「焼けてたら美味いもんだろ」
『焼けばいいってものじゃないけどね』
「おれはどんな肉でも食うぞ！」
「生肉だけはやめとけよ」
「生肉は食わねェ!!!腹壊す」
「当たり前だ」
『あははっ』
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サッカーバカ(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうございます！！！！！セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月20日 13時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！ワンピース…！！幼少時代大好きなので嬉しいです！セレナちゃん…！またまた可愛い名前の夢主ですね！素晴らしきネーミングセンスに乾杯！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！！！！初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月16日 22時
