爆炎の炎の恋歌【豪炎寺修也】 (ページ6)

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1話雷門中サッカー部ページ6

案内されたんはトタン屋根のオンボロな部室が目の前に現れた

あら…まぁ…

(ウチの知っとる部室とはえらい違いやなぁ…)

はぁ…と上から下へとまじまじと見ると「中に入ってみろよ！」と円堂くんが部室のドアを開けて中へと入っていく

それに風丸くんと鬼道くんがあとを追いかけるように入っていくから、自然と後を追うように着いていく

「みんな！今日は見学のやつがいるんだ！」

「見学？」

「あぁ！」

「今日転校してきた、大岡だ」

『突然ごめんなさい…円堂くんが見学来ていいって言ってくれて…風丸くんからご紹介してもらった通り、大岡理英言います。よろしくお願いします』

「お、おぉ…」

「なんか、すごく丁寧な人っスね」

「うん」

ぺこりと頭を下げると「今日1日、見学だから俺たちのサッカーを見てもらおうと思ってさ！」と円堂くんがウチの背中をポンと優しく叩く

「ってことだから！みんな、よろしくな」

「「おー」」

『今日1日だけですけど、どうぞよろしくお願いします』

「そういや、秋は？」

「まだ来てないぜ」

『秋…？』

「あぁ、マネージャーしてくれてるんだ！」

誰やろか…

そう疑問に思っていると「みんなー、グラウンドもう使えるわよ」と部室の中に入ってきたジャージ姿の女の子

ピンクのヘアピンにオレンジジャージ

「円堂くん、その子は？」

「今日俺のクラスに転校してきた大岡なんだ」

『突然すみません…大岡理英言います。よろしくお願いします』

「今日1日見学なんだ！」

「そう…私、木野秋です！よろしくね、理英さん」

『よろしくお願いします』

「円堂くん、練習もうできるよ！」

「あぁ！よしみんな、特訓だー！」

「「おー！」」

「まずは着替えてからだな」

「あ…」

まだ制服姿の円堂くんに素晴らしく静かにツッコんだんは鬼道くんやった

「じゃあ、理英さんは私と一緒に」

『はい』

「見学だから着替えは大丈夫だから！」

『わかりました』

タオルやドリンクの準備をしとる木野さんのもとへ「木野先輩〜！」とまた別の女の子がきた

「音無さん。理英さん、紹介するわね。私と同じマネージャーの音無さん」

「木野先輩、この人は…？」

「今日転校してきた大岡理英さん」

『大岡理英言います、よろしくお願いします』