250話 スターアンドストライプ ページ23
ー日本・領空ー
NOside
「出迎えが過ぎるね…自由な奴。お前がオール・フォー・ワンっていう…私の娘を傷つけた敵かい？」
「さぁ？
怒りに眉を寄せたスターアンドストライプ
彼女は青子が中学時代からの知り合いであり、義兄ファンシーズたちとも仕事をしたことのあるアメリカのNo.1ヒーローだ
青子のことをファンシーズから聞き、娘のように可愛がり、娘同然に接してきた
ファンシーズたちも同様に自分の息子のように可愛がっていた
《違うぜ、スター！ありゃトムラシガラキだ
EMP攻撃を使用するらしい
各自、
《了解、ブラボーリーダー》
《一応聞く！迎撃か？回避か？》
「勿論、SMASH！」
《オーケイ、スター。1機くらいは無事に着陸できるといいな》
「陣形展開!! さあ、敵退治だ!! お前たちの死体は必ず親族の元に帰してやる！」
スターの指示通りに陣形を展開し始めた戦闘機に、死柄木は「変な感じだ」と羽の生えた脳無の上でつぶやいた
「
「電波」プラス「押し出す」プラス「重荷」をしっかりと考えて準備した死柄木
「目が覚めてからずっとこうだ」
「避けろ！」
大きな衝撃波に苛まれながらも避けたスターに「どっちが先に触れられるかだ、アメリカ!!」と死柄木が叫ぶ
「手の内がわかってても対策しようがないってのが、最強なんだぜボーイ」
戦闘機の上に着地したスターは手に力を込め始めた
「“大気”」
スターアンドストライプ“個性”「
「“これより大気は、私の100メートル先正面の空間には存在できない”」
対象に触れた後名を呼ぶことで対象に新たなルールを設定できる
「んならこいつで死んでおけ！」
死柄木の周りにある大気を全て取り除いたスター
(ひどい“個性”だ…欲しい)
「まァ、ここまで出迎えてくれる奴がこれでくたばるわけないか…レーザー砲！」
全ての戦闘機が死柄木にレーザー砲を向けた
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年10月21日 10時
