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「言えばいいじゃないか。留学するって
何年ぐらいするつもりなんだ？」
『……向こうの、大学に入学するつもりで…最低でも4年は』
「そっか…日本の大学は進学しないんだな」
『うん…向こうの教授さんがね、私のみんなに対するその、サポートの仕方？とか、献身的なところをもっと磨いてみないかってお誘いしてくれたの…
バドに関われることだって言ってくれて…海老原先生の知り合いの方だったから、すぐにOKしちゃって…』
「へぇ…だから、進路指導の先生から外国の大学のパンフもらってたんだな」
『見てたの!?』
なんだろう。この人、すごい…神様みたいだ
「遊佐、寂しがっちゃうな」
『大丈夫だよ。賢ちゃんなら。里佳さんだっているんだし』
「そうじゃないだろ？幼馴染として、家族として、寂しくなると思うよ」
『……そうだといいな』
寂しいって、言ってくれたらいいのにな…
『私ね…なんでもかんでも私について来ちゃう賢ちゃんをなんとかしたくて、それで志望大学も教えてなくて…それのせいで賢ちゃんに強く当たっちゃった』
「遊佐の場合は、お前に対して過保護だからな」
『だから、もう自分のやりたいことを見据えてほしいの』
「…あいつが高校選んだ理由知ってるか？」
『里佳さんに一目惚れしたからでしょ？』
「あともう一個ある」
『え？』
横川くんに振り返ると、彼はにっこと笑って
「お前が進学するからなんだってさ」
『それこそ過保護のせいでしょ』
「それがな？」
『？』
「遊佐本人が言ってたんだ。過保護とかそんなんじゃなくて、ただ」
“ただ、俺が雪都の…あいつのそばにいたいんだ
笑われたっていいし、馬鹿にされたっていい…ただ、あいつのそばにいたいだけなんだ”
“それって、恋愛の意味か？それとも家族愛とか？”
“どうなんだろうな。里佳さんへの気持ちと雪都への気持ちが違うのは理解してる。ただ、俺の中で雪都の存在が里佳さんよりもデカいのは確かだよ”
“お前、桐崎に恋人とか出来たら許さないタイプだろ”
“当たり前だろ。あいつの隣は一生、死んでも、俺だけだ”
「あれを無自覚で、しかも真剣に言っちゃうんだよな〜」
『…………………』
「な？これでちょっとは自信ついただろ？」
ボフンッと湯気立つ私に横川くんは揶揄うように笑ってそう言った
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ミホ(プロフ) - 続きを…読みたいです。2人がくっつくとこを見たい…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (3月7日 23時) (
レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 続き待ってます！ (3月2日 9時) (レス) @page48 id: a9b99ba3cf (このIDを非表示/違反報告)
ｷﾉｺ - 続き読みたいです！更新して下さると嬉しいです。待ってます！ (6月21日 3時) (レス) @page48 id: ba043a6765 (このIDを非表示/違反報告)
ラズリ - 続きが読みたいです｡ゆっくりでいいのでまた更新してほしいです (2023年1月14日 2時) (レス) id: c77d87d099 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - すごく面白いと思いました！自分のペースでいいので、更新がんばってください！ (2022年11月13日 9時) (レス) @page32 id: 4774474826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年8月28日 11時
