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愛菜side
先に学校に行って、ゴンちゃんに事情を説明した
もちろん、拓也もいる
ゴン「うーん…。愛菜の気持ちは分かるけど、愛菜と拓也のパパリンだって「男」だし、若いしなー
ずっと独りってのも可哀相だぜ、いい
……。
『そりゃあ、私だって…パパの再婚には無理に反対は出来ないよ』
ゴン「んじゃ、パーっとおめでとーと言おーじゃないか」
『でも今は絶っ対嫌なの!!』
どんっ
ゴン「うおっ」
机を思い切り叩く
拓也「愛菜…」
『いずれは考えられるけど…今はやだよ!!』
ゴン「な…なんで？」
『……。だって……、ま…だ、ママが死んで1年しか経ってないのに…』
ゴン「…え!?」
嫌だもん、今は
ゴン(1年しか経ってなかったっけ…？5年生の春だったから今6年で…あれ？1年だ…)
『……ゴンちゃん？』
ゴン「あ…でも、まだハッキリと決まってる訳じゃないんだろ？」
……！
(そっか…そーだよね…)
ゴン「？」
拓也「愛菜？」
(よし!!確かめてみよう!!)
メラメラと燃え上がる決意
ゴン「愛菜〜〜〜〜、かえってこーーい」
拓也「愛菜？」
安西side
「ちょっと、知ってるー？
お局様、開発の榎木課長に色目使ってるんだってー」
「えー？うっそー、いい年して何考えてんだろー
でも、お局様、だんながいるんじゃない。不倫ってこと？」
「んーーー。でもさ、あんなに口うるさいよーじゃ、だんなも相手しないんじゃない？」
「えーでもさー、榎木課長も相手するわけないんじゃんねー
あの人、何歳まで頑張って務める気かな？」
「定年まで頑張るんじゃない？
あたしだったら、年取ったら若い子の中にいたくないなー」
ガチャ
聞こえてるわよ
「さっ、早く戻って仕事しよー」
「忙しい忙しい」
トイレから慌ただしく出て行く2人
色目使った？
バカな子達ね…
そんなもんだと思ってるのかしら
何歳だって頑張っていいじゃない
だんなが相手しない？
ふと、鏡に映る自分を見る…
くす…
「あなたも、年取ったわね…」
どーしてかしら？
頑張れば頑張るほど、みんなに疎ましく思われるのよ
亭主にも娘にさえね
誰が、私を…
その頃、パパリンは安西さんからもらった弁当を食べていた
春美「美味そう♡いただきます」
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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» ゆっくりと更新していきます！ちょっと多忙なので、ちょくちょく更新します！ (2019年6月16日 8時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もう更新しないのですか？寂しいです。待ってます。大変でしょうけど頑張って下さい (2019年6月16日 0時) (レス) id: 1036e13532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月2日 23時
