赤ちゃんと僕と私6

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成一「なんで!?」


江戸前「あのねー、俺江口ファンなの」


成一「1人でベラベラ話しを進めるんじゃね〜〜〜〜!!」


江戸前さんの耳を思い切り引っ張る成一さん


智子「成一君、やめなさい!!」


江戸前「いたいいたい」


春美「成一、まー相手は酔ってるんだし…」


成一「こーゆー今時のバカを見てると、ムカつくんだよ」


春美(お前も今時のバカだって…)


江戸前「課長っ」


春美「なっ、なんだ!?」


いきなり江戸前さんが起き上がる


江戸前「俺よりこいつの方が好きなんすね…」


ぐらり…


大森「課長…、あたしよりですかあ？」


春美「なぜ成一と!?」


智子「うんうん、成一君。この栗きん美味しいよ!!」


成一「ビール、うま♡」


お酒の輪に入っていく智子さんと成一さん


2人「はっ」


太一「あだーー」


太一の手を取って2人でお守りをする

後片付け大変だろーなーーー

こんなにぎゃーぎゃー騒いでたら…

よちよちの太一を見ながら、そんな風に思った


山口「あ…」


遠藤「あっ、山口君目え覚めた？」


山口「なんか…忘れてる気が。あ…そだ、これこれ」


山口さんは後ろにあったラッピングされた袋を見た


江戸前「うーん」


山口「こりゃこりゃ、江戸前起きろ」


ペチペチと江戸前さんを叩く


山口「課長ーーー」


春美「!!」


遠藤「これ…受け取ってください」


山口「日ごろの感謝と、今年もよろしくお願いしますということで」


大森「私達からの贈り物です」


春美「え…？」


渡されたプレゼント


大森「はいっ」


春美「えーと…い…いいのかな？」


あ……


春美「嬉しいよ、ありがとう」


…………、


拓也「あんよ、上手だねー」


「課長の顔」をしてるパパは、中々面白い

会社でのパパの一面をちょっとだけ見た気がした


成一「いーなあ、上司のためにそーゆーことしてくれるのって。中々ないぜ、春美ちゃん。
折角だから開けてみなよ」

春美「そっ…そーだな、それじゃあ」


ガサガサと包みを開けるパパ


大森「きっとびっくしますよー」

春美「そ、そう？」


と、出てきたのは


春美「なっ、なんだこれは？」


ーーーーー
ーーー
ー


「「課長ったら、もうっ!!とつても似合うんだからっ!!」」


春美「嘘だ。本当は笑いをこらえてるだろ」


恐竜のパジャマだ


成一「え？に…似合ってるよ…」


智子(かわいい♡)


春美「成一、お前目に涙溜まってるぞ」

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