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拓也「あの…一加ちゃん」
一加「はい？」
拓也「昭広お兄ちゃんのこと…知りたいんだけど…」
一加「なんでえ？」
拓也「なんでって…まー色々と」
一加「えっとね…えっとね、結構ゲームおたくよ」
拓也「え？ゲーム…？」
一加「ぷよぷよの「むずい」をこんてにゅうしないでサタン様でいけるの」
拓也「は…？」
どーゆーこと？
一加「この間、茶碗洗いしてる時、なんか歌っててね
それがフーミンの「だっこしてチョ」だったのにはびっくりしたけど
あ、あとねキューティーハニーの「変わるわよ♡」って台詞のモノマネは死ぬ程気持ち悪かったわ
あとね、あとね、いきなり飛び跳ねて「クワドラブル」って言って着地と同時に足ひねって痛がってたわよ」
拓也「はあ……」
ゴン「拓也、聞くほど混乱するからやめなって」
(藤井君、意外に可愛い…)
ある程度一加ちゃんから話を聞いたけど、これといっていいものはなかった
ゴン「でもよー、反対に藤井の奴は拓也のこと、どー書くと思う？」
拓也「え？」
僕のこと？
拓也「そ…そーだよね、全然わかんない…」
ゴン「玉館のやつ、俺のこと悪く書いたら承知しねーからな」
拓也(でも…ゴンちゃんも玉館君のこと悪く書くんじゃ……)
翌日
拓也「……」
に…2行しか書けなかった…
も…作文大っ嫌いだ!!
『もしもーし、拓也あ？』
愛菜が頭をてしてしと叩いてくるけど、今起き上がれない
森口「昭広ーーー、作文書き終わっかー？」
藤井「途中までなら」
森口「どりゃどりゃ」
森口君が藤井君の原稿用紙を見る
森口「ふーん」
藤井(別に読まんでも…)
『たーくやあ？』
森口「拓也」
拓也「え？」
森口「ほれほれ、うまい具合に書かれとるぞ」
藤井「てめっ、仁志!!」
森口「ほい」
ピラッと出された藤井君の作文
拓也(榎…木拓也君は…)
藤井「んじゃてめーのも見せろよ」
森口「まーまー」
『ねえ、拓也…』
榎木拓也君は、僕のクラスの委員長です。
(中略)
誰から見てもいい人です。
それはどんな子とでも笑顔で話せるからです。
テストではいつもいい点を取っているみたいで、きっと元々頭がいいんだなあと思います。
こんな風に、書いてるんだ
拓也「なんか…」
『？』
拓也「…………、これじゃあ、自分がバカみたいだ」
『拓也…？』
藤井「榎木…？」
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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» ゆっくりと更新していきます！ちょっと多忙なので、ちょくちょく更新します！ (2019年6月16日 8時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もう更新しないのですか？寂しいです。待ってます。大変でしょうけど頑張って下さい (2019年6月16日 0時) (レス) id: 1036e13532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月2日 23時
