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47-3 ページ30

バンッ


「!!」


お兄さんがドアを思い切り開けた


「優作君、何?今銃声が」


「サツに囲まれた。今変なやつらがこっちにくるぞ、屋上へ」


お兄さん達に連れられ、屋上に出る


「優作君……」


「さーて…どーしようかな…」


「え?」


「逃げられると思うか?」


「そ…それはあ…」


「俺は無理だと思うぜ。死ぬか?こっから飛び降りて」


「……」


「どーせ、俺たちには何もないんだ。死んだって誰も悲しまねーよ」


がっ


がばっ


「ちょっとー、何勝手なこと言ってんのよーーー!!」


森口「とっ…父さん!!」


森口君の、お父さん?


森口父「あっ、あんた達ねー、償いはきちんとしてもらうわよーーー!!
何があったか知らないけど、故郷の両親は泣いてるわよー」


「俺たちみなしごだ」


「かわいそー」


「それでグレてたのね。見逃してあげましょーよ」


森口父「なんなのあんたらはーーーーっ!!」


「げっ、おかま軍団!!」


「なんじゃわれーーー」


「いてもーーたれーーー」


野球帽のお兄さんをげしげしと蹴りまくる…おかま?さんたち


森口父「とっ、とにかく子供たちは開放しなさいよ。あ」


『森口君!!』


人質にされた森口君


「ちょうどいい、ガキを殺されたくなかったら下に行ってあいつらに伝えてこい!!ヘリをここにもってこいって」


たっ


どんっ


「わっ」


『拓也!!』


森口父「!!」


「このっ」


バシッ


森口「拓也っ」


頬を叩かれた拓也は、そのまま地面に倒れた


「でーーーっ」


森口君がお兄さんの腕に噛み付いた


「このガキッ」


森口「がっ」


『森口君っ』


首筋を殴られた森口君


「てめー!!動いたらぶっ殺すぞ!!」


森口父「〜〜〜〜こっ…殺すのは、殺すのはてめーだっ!!」


「!!」


拳銃を思い切り蹴飛ばした森口のお父さん


森口父「よくもかわいい子供たちを!!天誅っ」


バクッとお兄さんを殴った


森口父「フン!!」


「ひ…広嗣(ひろし)ちゃんがキレた…」


「いやー久し振りに見たわー」


ぐいっ


『え?』


「動かないでっ」


お姉さんに抱き寄せられた


「動いたら、殺すわよ」


拓也「愛菜っ」


『え…?』


「みっちゃん…」


「優作君っ、明っ、早くこっちに」


「あのーお取り込み中悪いんですけど」


「何よ、バケモノ。こっちは忙しいのよ!!」


「バケモノって……」


「あんた…2丁目で働いてた道雄君でしょ、その胸本物?」


「え!?」


「やっだーー、やっぱりそーだわー」

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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» ゆっくりと更新していきます!ちょっと多忙なので、ちょくちょく更新します! (2019年6月16日 8時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - もう更新しないのですか?寂しいです。待ってます。大変でしょうけど頑張って下さい (2019年6月16日 0時) (レス) id: 1036e13532 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2019年5月2日 23時

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