46話 ごくろーさん、いくよ ページ24
「さあ、大人しくハンカチを渡してもらおーかしら」
車に連れ込まれ、廃屋に連れてこられた
「この金庫結構頑丈でねー。やっぱ暗証番号が1番手取り早いのよー」
「番号知ってる光太は捕まっちまうしー」
「怖がらないで大丈夫よ、大人しくハンカチ渡してくれたら、何もしないで帰してあげるから」
と、女の人が私のポケットを探る
「さあ、どこかなー？」
(んっ…!?)
太ももに触れられた後、ポケットに入っているハンカチを取り出した
「あったー♡」
ハンカチだけでなんか喜んでる…
森口「ちきしょー、てめーら、このままですむとは思うなよ!!」
「うるさいガキねー」
実「ひょー!!」
2人「森口君っ」
森口「むぎゅっ」
踏みつけられた森口君
「ん？何、なんかくっついてる…バリバリしてるし…」
あ
『あっ、それ鼻かんだから』
「!!」
女の人は、ハンカチをつまんで汚いものを触る感じで持った
「いっ…いや…とても開く勇気がないわ…。お願い…」
「明、洗ってこいよ」
「お…俺が…？」
野球帽のお兄さんが、ハンカチを受け取って洗いにいった
しばらくしてから、バンッとドアが開いた
「どっ、どーしたの？血相変えて…」
「おい!!そこの3人、ハンカチの中、見たか!?」
『中？あの番号のことかな？』
森口「そーいや、なんか書いてあるって言ってたよな」
拓也「愛菜、見たの？」
「見たんだな？」
お兄さんがそう聞いてきた
『見たけど、チラッとだから、よく覚えてないよ』
何…？
「嫌でも、思い出させてやるよ」
「どーしたのよ、一体？」
「これ…」
「げっ」
ハンカチに書かれていた文字であろう場所が、消えていた
水性マジックで書かれてたんだ
「おい、そいつら向こうの部屋に連れて行け」
『実っ、拓也っ、森口君っ』
実「ねーちゃああ」
拓也「え!?」
森口「おいっ、愛菜!!」
3人が部屋を出されてから、お兄さんが立ち上がった
「まずは、覚えてるだけ言ってもらおうか…」
カツカツと、少し離れる
え!?
ガチャ
銃を向けてくる
「ホラ、言えよ」
『……え？』
バンッ
ピシッ
『!!』
耳の横に着弾した
『あ…みっ、右へ…0…3、ひっ…左へ2…2…』
あとは…えーと…えーと
ガタガタと震える体
「で？残りは？」
あとは…なんか…
見たときなんだか…数字の語呂合わせみたいで…
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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» ゆっくりと更新していきます！ちょっと多忙なので、ちょくちょく更新します！ (2019年6月16日 8時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もう更新しないのですか？寂しいです。待ってます。大変でしょうけど頑張って下さい (2019年6月16日 0時) (レス) id: 1036e13532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月2日 23時
