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母さんが出て行ったあと、台所で料理を作る父さんの元へ向かう
森口「父さん!!正直にお答えてください!!」
森口父「……。なんて可愛くない顔すんの。お父さんはそんな子産んだ覚え」
森口「産めねーっつーの!!」
何が言いたいんだ、何が
森口「こーゆー髪の女は、好きですか？」
森口父「へ？」
写真で見たショートカットの髪型を手で表す
森口父「こーゆー…？」
と、考え込む
森口父「もーいやーねー」
ぴっと泡立て器の生クリームが飛んでくる
森口父「あんたがどんな娘を好きになったとしても、暖かく見守ってあげるわよ
意地悪なんて、お父さんぜーん然しないから安心して♡」
俺のことじゃなくて、てめーのことなんだよ!!
森口父「てれないてれない」
森口「違うんだーーーー」
ああ〜〜〜〜、誤解してるうっ!!
ーーーーー
ーーー
ー
森口「はーあ」
父さんに女ねー
考えもみなかった…
写真…思わずポケットに入れたまんまだよー
どーしよかなー…
書店に行って、気を紛らわせようとしたけど意味なかったなあ
ポロッ
森口「あ…、あのーハンカチ…」
野球帽をかぶった人が、ポケットからハンカチを落とした
と、ふと壁に貼られた紙を見る
あ
3日前の銀行強盗団の手配書…
「れ？あ…れ？変だな…やばっ、ハンカチがない!!
どこだ!?
(ふえーんやばいよー、落としたな!!)
!!
(あっ、あの手に持っているのは…)
君…
(ポ…ポリ公〜〜〜!!まずいっ)」
愛菜side
『あ』
拓也「森口君」
実「あーー」
森口「ああ、拓也と愛菜」
『あれ、岩山書店行ったの？』
拓也「僕たちもさっきそこにいたんだよ」
偶然だなあ
森口「やっぱ駅の方じゃないとでかい本屋ないし…、〜〜〜〜…これが有名なブラコン弟の実か…？」
ゆ、有名…？
『……うん』
森口君をじーっと見る実
森口「ほっぺたぷよぷよ」
実「う？」
と、つんと触った森口君
森口「わっ」
てーーー…と鼻水が垂れる
森口「たっ、拓…拓…也、鼻水が出たぞ…」
拓也「え!?なんで？」
森口「分からん…」
『あ、どーしよ。ティッシュ持ってないよ』
ポケットを探るけど、入ってない
森口「俺もないしなー、あっ、そーだ。拾いもんのハンカチ。これ使っちゃえ」
拓也「えー？拾い物なのにいいの？」
森口「ハンカチの1枚ぐらいどーってことねーよ」
『うーん…』
と、森口君からハンカチを受け取る
『あれ…マジックでなんか書いてあるよ』
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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» ゆっくりと更新していきます！ちょっと多忙なので、ちょくちょく更新します！ (2019年6月16日 8時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もう更新しないのですか？寂しいです。待ってます。大変でしょうけど頑張って下さい (2019年6月16日 0時) (レス) id: 1036e13532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月2日 23時
